バンクシー、日本初の展覧会 2020年8月に開催が決定

バンクシーは、イギリスを拠点に活動。ステンシルを用いたグラフィティを中心に製作し、政治や社会風刺といったメッセージ性の強い作風で知られる。
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イタリアの観光地ベネチアの露店で披露されたバンクシーの新作(イタリア・ベネチア) 2019年05月09日撮影
時事通信社

バンクシー、日本初の展覧会開催が決定 来年8月末から

昨年10月、ロンドン・サザビーズオークションでの“シュレッダー事件”で話題を呼んだ匿名アーティスト・バンクシー(Banksy)の日本初となる展覧会『BANKSY展(仮称)』開催が29日、発表された。2020年8月29日から東京・品川の寺田倉庫G1ビルで行われる。 

 イギリスを拠点に活動するバンクシーは、ステンシル(型板)を用いたグラフィティを中心に製作し、政治や社会風刺といったメッセージ性の強い作風で知られる。ストリートの壁などでゲリラ的に作品を発表したり、過去にはメトロポリタン美術館や大英博物館で自身の作品を無許可で展示するなど、型破りな活動スタイルも有名。 

 昨年、サザビーズでオークションにかけられた『風船と少女』が、額縁に仕込まれたシュレッダーによって落札直後に裁断されてしまった“事件”は世界的に注目を集めた。 

 同展では、謎に包まれたバンクシーの作家としての軌跡を、自身がプライベートコレクターに譲った珠玉のステンシルアート作品で辿る。2020年8月29日から12月6日まで寺田倉庫G1ビルで開催され、続いて大阪でも巡回開催される。展覧会の詳細は来年春に発表する予定。 

<展覧会公式サイト>
https://ilovebanksy.com

 

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