クラウドワーキングマガジン夏休み特集企画
みんな知らない"インドのシリコンバレー" バンガロールIT旅行記(1)
2014年の春に、知人のエンジニアを訪ねてふらりとクラウドワークスのオフィスを訪れたエンジニアの所さん。聞けば、少し前から独立しフリーランスとしての道を歩き始めたばかりという。
オフィスをどこに構えるのかと尋ねてみると「インド行きます」という予想外の答えが。
なんでも所さん、開業早々インドに旅立ち、各地を旅しながらコードを書いたり、楽器を習ったり...としばらく風まかせの旅をするのだとか。
そこで今回クラウドワークスは所さんに、旅のついでに現地のエンジニアたちがどんな暮らしを送っているのかをレポートしてもらうことにしました。
インドといえば言わずと知れたIT大国であり、IT産業の従事者は日本の5倍ちかくに達するといいます。その発展ぶりは様々なメディアで取り上げられていますが、1人のフリーランスエンジニアの視点で見た時に、その姿はどのように映るのでしょうか。
日本のオフィスで働く皆さんも、ぜひ現地を旅した気持ちでご覧下さい!
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はじめまして! フリーランスでプログラマをしている所と申します。
現在、僕はお金を貯めて大学生以来の5年ぶりに、バックパッカーとしてアジアを中心に旅をしています。今回、4月初頭から旅を始め、マレーシア・シンガポール・モルディブ・スリランカと旅をしてきました。
そして今、僕は日本から西へ約6,000km、インドにきています。
ついこの間まで、南インドのバンガロールに居ました。
バンガロール、と聞けばIT関係者ならぴくっと反応してしまうかもしれません。
そう、バンガロールは通称「インドのシリコンバレー」
インドのIT企業のメッカです。
クラウドワークスのようなクラウドソーシングサービスでは、時間や場所にとらわれない働き方というのが1つのキーワードですが、僕は今回このバンガロールから、インドで活躍するエンジニアたちの働きかたやIT事情などのレポートを通じて、読者の皆さんが働き方を考える際の、新しい視点をお届けできればと思っています。
実はこのバンガロール、旅の計画当初から立ち寄る予定だったので、機会がある度に会う人会う人にツテが無いか聞いてまわっていました。ですが、誰に聞いても「盛り上がっている、らしい」という答えどまり。最終的にはバンガロールに在住していたことがある知人が1人見つかったものの、現地入り前に詳しい情報を得ることができませんでした。なので、ほぼ何も知らないままで飛び込んでみたことになります。なんだか未知の都市に潜入するようでテンションが上がります!
はたしてバンガロールとはどのような場所なのでしょう...?
次回はバンガロールの環境についてちょっとご紹介したいと思います!(続く)
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○著者プロフィール
所 親宏
Ruby育ちの Ruby on Rails エンジニア。趣味はタブラ演奏と旅です。
クラウドワークスプロフィール https://crowdworks.jp/public/employees/8456
公式HP http://ctokoro.me/
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