韓国を訪問中の潘基文・国連事務総長は8月26日、ソウルの韓国外務省で記者会見し、歴史認識問題をめぐり日本と中韓の対立が深まっていることに関して、「日本政府と政治指導者は自らを深く顧みて、国際的な未来を見通すビジョンを持つことが必要だ」と述べ、日本政府に注文を付けた。47NEWSが報じた。
時事ドットコムによると潘氏は、「北東アジアの指導者は、未来を展望し、自国の発展だけでなく、アジアや全世界的な発展のために何ができるか、もう少し広い視野を持つことが必要だ」との考えを示したという。また、「政治指導者は正しい歴史認識をもってこそ、他国から尊敬と信頼を受けられる」などと述べたと朝日新聞デジタルが報じた。
これらの報道に対し、インターネットでは下記のような意見が出ている。
潘氏はかつて、韓国外交通商部長官を務め、2007年1月から国連事務総長となった。2011年3月には、大震災の被害を受けた日本に、下記のようなメッセージビデオを送っていた。
潘基文国連事務総長の発言について、あなたはどのように考えますか。ご意見をお寄せください。