爆笑問題、最近の芸能界ネタが斬りにくいと告白 なぜ?

ベッキー&ゲスの極み乙女。川谷絵音、SMAP騒動など、話題に事欠かないが…
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爆笑問題、今年の芸能界は斬りにくい 時事ネタの“真髄”語る

所属事務所の『タイタン』が20周年を迎えたお笑いコンビ・爆笑問題。節目となる今年の芸能界は、年始からさまざまなニュースが飛び交っており、時事ネタを得意とする二人にとっては“豊作”の年に思える。このほど、ORICON STYLEのインタビューに応じた二人は、時事ネタの真髄を語ってくれた。

今年はDAIGO&北川景子の結婚、ベッキー&ゲスの極み乙女。川谷絵音の不倫疑惑騒動、SMAPの解散・独立騒動など、話題に事欠かない。田中裕二も「みんなやりやすいので普段、時事ネタをやらない人でも漫才とかでベッキーだ、SMAPだって言いたくなるし、こんだけ全国民を巻き込んだワイドショーネタって滅多にない」と“豊作”であることは認める。

一方で相方の太田光は「難しい」と渋い表情だ。「ネタにする必要がないくらいの面白さでしょ。そうなると事実の方が面白くて…。漫才でイジってもあんまりっていうのがある」と時事ネタの弱点を説明する。

“事実は小説よりも奇なり”。田中がわかりやすい一例を挙げてくれた。「典型的には野々村議員の号泣。あれはあの映像に勝てない。あれをギャグにしようとしてもね。これはいいのがきたと一瞬思うけど、いざネタにすると、(素材の味が)濃すぎちゃって…」。特大ニュースに喜んでいるかと思いきや、逆に“斬りにくい”という意外な悩みを抱えていた。

2月11、12日に東京・銀座の時事通信ホールでお笑いライブ『TITAN LIVE 20YEARS anniversary』を開催する。「当日、どうなるかわからない。その時のニュースをネタにするかも」と太田。ここで二人がどう“料理”した今年の時事ネタを披露するのか、注目したい。

太田光代社長と設立当初から三人四脚で走り続けてきた所属事務所『タイタン』。20年という大きな節目だが、田中は「20年って相当長い期間だけど、あんまり実感はないというか、もう20年かと。特に何年続けようということで始めたわけではない。毎回毎回出てたら気がついたら20年経ってた感じですかね」と淡々と話した。

記念ライブには、事務所の垣根を超えて若手から実力派までズラリ。太田は「超スペシャルゲストも来る。アッと驚くような」と含みを持たせ「事件が起こると思います」と危険な笑みを浮かべていた。

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