2019年から2020年にかけて長引く森林火災で大きな被害を受けたオーストラリアでは、多くの動物たちも犠牲となった。
そんな中、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある「オーストラリア爬虫類公園」から5月26日、「とても特別なお知らせ」が届いた。
同園はFacebookに、「今シーズン初めての赤ちゃんコアラが、お母さんのおなかの袋から顔を出してくれました」というメッセージと共に、動画を投稿した。
動画には、袋の中から顔と前脚を出す小さなコアラの様子が映っている。お母さんコアラを抱えるスタッフは終始笑顔で、とても嬉しそうだ。
コアラはアッシュ(Ash)と名付けられた。Ashとは灰の意味で、園はこのコアラは「オーストラリアの野生動物の将来にとっての希望の証しだ」と説明している。