指が31本ある赤ちゃんが中国で生まれた【画像】

両親はホンホンくんの手術費用を集めるために、助けを求めている。

中国、湖南省の貧民街に住むある家族は、生まれたばかりの息子に手術をしてもらえるよう、必死に助けを求めている。

ホンホンくんはもうすぐ生後4か月、先天的に手足に余分な指を持って生まれた多指症の子だ。多指症は、1000人に一人の割合で発生すると言われる症状。手か足のいずれか1つに、指が1本か2本程度多いのが一般的だ。

ところがホンホンくんの場合は重篤で、手に15本、足には16本の指がある。また手にはそれぞれ掌が2つあり、親指がない。

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ホンホンくんは手に15本、足に16本の指を持って生まれた。それぞれの手に掌が2つ、右の手指が7本で左は8本だ。そして両方の足にそれぞれ8本の指がある。

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ホンホンくんの母親も多指症で、手の指は12本、足にも12本の指がある。母親は夫と、ホンホンくんをどう治療すべきか医学的なアドバイスを求めているところだそうだ。

これまで医者たちは、指を切除し親指を再建させるような手術が必要だと説明し、手術は極めて複雑で、莫大な費用がかかると述べたという。費用は3万ドル(約321万円)にのぼるとされる。

手術費を集めようと、ホンホンくんの家族はクラウドファンディングを使うことを思いついた。これまで6000ドル(約64万円)以上が集まったというが、父親のゾウ・チェンリンさんはCNNに対し、この企画を取りやめると語った。「オンラインでの資金集めに、賛否両論のさまざまな意見を受けた」ことが理由だという。

医者たちは現在、ホンホンくんは幼すぎて手術に耐えられないと考えている。新浪網によると、ある医者はホンホンくんについて、生後6カ月〜1歳の間に手術を行うよう薦めた

なお、ギネス世界記録では、手足の指を一番多く持って生まれたのは、2010年にインドで生まれたアクシャット・サクセナくんだ。既に多指症の手術を済ませたが、生まれたときは手に14本、足に20本、合計34本の指を持っていた。

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ホンホンくんの母親も、両手に指が6本、両足にも指が6本ある。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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