日立製作所が受注したイギリスの高速鉄道の新型車両が3月18日、ロンドンのキングスクロス駅で公開された。新型車両の名前は「あずま」。高速鉄道が走るイギリス東海岸と日本語の「東」にちなんで名付けられた。車体の横にひらがなで「あずま」の文字もデザインされている。BBCなどが報じた。
「あずま」は「あずま」は、イギリスの多国籍企業ヴァージン・グループ傘下の鉄道会社が営業する2018年から運行される。時速約220キロで走行し、ロンドンとスコットランドの首都エディンバラを約4時間で結ぶ。これまでより20分ほど短縮されることになる。
青い線が「イースト・コースト本線」
イギリスのパトリック・マクローリン運輸相は、「最先端の高速鉄道が、ロンドンから北東部やスコットランドまでの鉄道の旅を変える」とコメント。「ヴァージン社の素晴らしい計画によって、新しい車両が、さらなるサービス向上、多くの座席数、より速い移動を可能にした。何より、顧客がより鉄道を重要視する助けになる」と、期待を寄せた。
----
【訂正】2016/03/19 22:40
当初の記事で、ロンドンとエディンバラ間の時間を「約40分」としていましたが、正しくは「約4時間」でした。
▼クリックするとスライドショーが開きます▼
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー