大鳴門橋が架かる鳴門海峡を臨む、兵庫県・淡路島の「道の駅うずしお」では、1個3000円(税抜き)の特製高級ハンバーガーが好評だ。高額の料金設定にも関わらず、発売から1年が経過し、販売総数は1800個を超えた。1日平均4個売れている計算で、関係者ですら「どうしてここまで売れるのか」と驚いているという。神戸新聞NEXTが伝えている。
3千円バーガーは「島を代表する食材・淡路ビーフをぜいたくに使ったら、どんな商品になるのか」と、売り上げは考えない遊び心から昨年9月に誕生。厚さ約1センチ、重さ250グラムのリブロースを塩とこしょうで味付けして焼き、島内産タマネギやレタスと一緒にバンズに挟む。
月別販売数を見ると、最多は今年5月の356個。以下、今年8月の241個、昨年11月の193個と続く。今月も16日までに52個が売れた。
(神戸新聞NEXT|淡路|3千円バーガー 販売数1800個超え 南あわじ 2014/10/18 05:30)
3000円バーガーは道の駅うずしお内にある「淡路島オニオンキッチン」が「前略、道の駅バーガー」という名前で販売している。トライしたTwitterユーザーが画像を投稿しているが、バンズからはみ出しすぎているステーキに度肝を抜かれる。
淡路島では、ハンバーガーを通じて、観光客を呼び込もうとする動きが盛んだ。2012年には、島内の8つの観光施設が「淡路島バーガー協議会」を設立。2013年には淡路島発のご当地アイドルプロジェクト「淡路島ハンバーガール」も始動した。
「道の駅うずしお」は、淡路島におけるご当地ハンバーガーのパイオニア的な存在で、2011年から特産のタマネギを使ったハンバーガーの販売を開始したという。
一昨年から特産のタマネギをふんだんに使った「あわじ島オニオンビーフバーガー」を販売。鳥取県で開催されるご当地バーガーの祭典「とっとりバーガーフェスタ」にも「オニオン-」を3年連続で出品しており、今年10月13、14日に開催された同フェスタでは「全国ご当地バーガーグランプリ」1位に輝いている。
(【関西の議論】超高級「3000円バーガー」売り出した「淡路島」の“戦略”…マクドも仰天、〝食の島〟の大攻勢 - MSN産経west 2013/11/04 12:00)
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