オーストラリアも、同性婚にイエス!
オーストラリア連邦議会は12月7日、同性婚を認める法案を可決した。
可決を受けてマルコム・ターンブル首相は「これこそがオーストラリアです。ここは平等、多様性、愛、互いへの敬意を持つ国です。今日はすべてのオーストラリア人にとって、記念すべき日となりました」とスピーチした。
オーストラリアでは、長期にわたって同性婚をめぐる議論があり、70%以上の人が「結婚の平等化」を望んでいるという調査結果があったが、同性同士での結婚はこれまで法律で認められていなかった。
2017年に同性婚の賛否を問う国民投票が実施されると、賛成61%、反対38%と賛成が多数を占めた。
この結果を受けて同性婚を合法化する法改正案が連邦議会に提出され、11月29日に連邦議会の上院で可決、そして12月7日に下院で可決されて合法化が決定した。
AP通信によると、法案は正式な手続きを経て約1カ月後に施行される見込み。オーストラリア初となる同性カップルの結婚は、2018年の初めになりそうだ。