大坂なおみ選手が歴史的な勝利を飾ったテニス・全豪オープン。NHKの生中継で解説を担当していた元女子プロテニス選手の森上亜希子さんは、偶然にもクビトバ選手のグランドスラム・デビュー戦の対戦相手だった。
2008年の全仏オープン一回戦、森上さんはクビトバ選手にストレート負けを喫した。決勝の解説中、「完敗でした」と振り返った。
また、クビトバ選手が2年前に自宅で強盗に襲われ、利き手の左手に重傷を負った事件から復活したことについても、「よくここまで戻ってくてくれた。素晴らしい試合をしてくれたことに心から感謝する」と称えた。
日本人初の世界ランキング1位を確定させた大坂選手に対しては、「相当なプレッシャーあったと思う。タフな戦いが予想されたけれど、彼女のテニスは魅力的ですし、練習のベースはアメリカかもしれないが、本当に日本人として誇りに思います」と声を詰まらせた。「決勝の解説ができて心から幸せ」と喜びを語った。