バスケットボール元日本代表の吉田亜沙美選手が引退した。Twitterで3月25日に報告した。
吉田選手はこの日、記者会見を開いて引退を表明した後、Twitterで「3月3日のfinal最終戦をもちまして現役としてユニフォームを脱ぐ決断を致しました」と、現役を退いたことを告げた。
吉田亜沙美選手はバスケ女子リーグのJX-ENEOSに13年所属し、11連覇に貢献したほか、2016年のリオデジャネイロ五輪では日本代表の主将をつとめ、チームをベスト8に導いた。日本女子バスケ史上最高のポイントガードとして知られている。
ツイートで、「多くの優勝を経験させて頂きたくさんの仲間と出会い大好きなBASKETをファンの方に観て頂けて本当に幸せでした」と振り返った。
バスケットカウントによると、吉田選手は会見冒頭で「泣きたくないので泣かせるような質問はしないでください」とメディア側にお願いしたという。
吉田選手は、この場面を振り返り、「最後は笑顔で終わりたかったので…メディアの方々にはわがまま言ってしまいました」とツイートしている。
さらに、コートに跪く姿を写した写真を投稿し、「これからもBASKETを大好きで居て下さい」と、ファンに向けてメッセージを送った。