浅草線、線路破断で一時運転見合わせ

杏林大学医学部も入試の開始時間遅らせる
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浅草線の資料写真

都営浅草線は2月1日、三田駅と泉岳寺の間で線路に異常があったため、午前7時頃から押上駅と五反田駅の間の上下線で運転を見合わせている。NHKによると、線路が破断したという。

東京都交通局はハフポスト日本版の取材に対し、「運転再開の見込みは立っていない。今日中に復旧できるかについてもコメント出来ない」と回答している。

またこの影響で、都営浅草線が乗り入れている京急線も品川駅と泉岳寺駅の間の上下線で運転を見合わせている。浅草線が運転再開しない限りこの区間も見合わせを続ける。

押上駅から乗り入れている京成線は、押上駅から折り返し運転を行っている。この影響で、京成本線と京成押上線で、午前9時半現在で最大30分ほどの遅れが出ている。

北総線も直通運転を取りやめている影響で最大20分ほどの遅延が出ている。

また、品川駅近くのホテルなどで医学部の入学試験が行われる予定だった杏林大学は、試験の開始時間を午前10時から1時間遅らせたと発表した。受験生には「慌てずに会場にお越しください」と呼びかけている。

【UPDATE 2018/02/01 10:30】

東京都交通局によると、都営浅草線は午前9時56分に全線で運転を再開した。線路の破断については「必要な補強を行い、運行に支障はないと判断した」としている。京急線と京成線などの乗り入れについては、午前10時半現在、見合わせている。