アルゼンチンの債務問題をめぐり、国際的な銀行と債務再編に応じなかった債権者(ホールドアウト)との間の協議が難航していることが12日、関係筋の話で明らかになった。
シティ、ドイツ銀行、HSBC、JPモルガンは前週、ホールドアウト債権者が保有するアルゼンチン債約16億6000万ドルを1ドル当たり40セントで買い取ることを提案。
11日には買い取り価格を1ドル当たり50セントに引き上げたが、当初提案の80セントと比べると依然として低い水準にある。
ホールドアウト債権者は、こうした提案は不十分との立場を示している。