おそらくスリリングであるのと同時に、都市での生活には欠点もある。ワンワン吠えまくるビーグル犬がいる隣の家との間に、十分なスペースがないことももちろんあげられる。しかし想像してほしい、自分のいる部屋がどんどん狭くなることを。そしてそれは更に狭くなり、まだまだ狭くなり続ける。すると毎日の生活は、この写真のように見え始めるだろう:
ライフスタイルフォトグラファーMichael Wolfは、シリーズ「 Architecture of Density」の中で、香港のような中国の都市生活の撮影に取り組んでいる。「上海や香港といった中国の大都市に行くと、途方もないような高密度の住宅に驚かされるでしょう」とWolf氏は New Republicへのインタビューに語った。
「よく見るとズボンが干してあったり、Tシャツやモップが窓から引っかけてあるのに気が付くでしょう」と彼は続けた。人が住んでいる痕跡は、彼の写真技術にかかると跡形も無く消えうせる。写真の中から空を地面を切り取ると、無限のサイズの建築物が広がり、何とも不思議な空間が出現するのだ。
その結果として、巨大都市での生活を撮影した息を飲むような写真の数々が(albeit dizzying) 、フォトショップで加工すること無く生まれた。「こういった建物がどんなに巨大かは想像も出来ない程ですよ。100階建て?それとも200階建かも?数キロの高さがあるかもしれませんね」とWolf氏は言う。
Wolf氏の“研究”をもっと見たい方は以下のスライドショーをチェック。また、追加シリーズとして、「100x100」と題された、各部屋が10フィート×10フィートの同じサイズで統一された、100の公営住宅のインテリア詳細を撮影したシリーズも必見だ。
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。