嵐の櫻井翔が平昌五輪の日本テレビ系スペシャルキャスターに就任

夏冬合わせて6大会連続

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嵐・櫻井翔、6大会連続五輪キャスター決定「スポーツは究極のドキュメンタリー」

 人気グループ・嵐の櫻井翔が来年2月に開幕する平昌(ピョンチャン)オリンピックの日本テレビ系スペシャルキャスターに就任。これまで同局の五輪番組において2008年北京、2010年バンクーバー、2012年ロンドン、2014年ソチ、2016年リオと6大会連続・6度目の五輪キャスターに決定した。「スポーツは究極のドキュメンタリーだと思うんです。4年、8年、選手によっては16年をその瞬間、一日に爆発させる。その熱気というのを現地から生々しくお伝えできればと思います」と意気込んでいる。

 今年は『24時間テレビ』や『THE MUSIC DAY』など長時間番組の司会を任されることも多くあり、「先日『ベストアーティスト』で4時間生放送をやらせていただいたときに『あれ、短いな』と(笑)。『オリンピック中継』も時間が長いのですが、関係各所みなさんに安心して任せて頂けるように頑張りたいです」と頼もしいコメント。

 今回は日本からの近さを活かし、櫻井は現地で過去最大規模となる取材を敢行予定。フィギュアスケートは序盤の団体から取材するほか、メダルラッシュが期待される後半の「ショートトラック」「スピードスケート」までたっぷりと現地からリポート。「個人的には例年以上に現地に長くいられそうなので、選手の熱気だけではなく、大会そのものの熱気、盛り上がりもお伝えできたらなと思います」とやる気をみせている。

 今回の起用を受け、「初めて五輪取材に行かせていただいたのは2008年の北京オリンピックだったので、そこからちょうど10年、長くオリンピックに携わらせていただいているなと感じます」としみじみ。とは言え、冬の五輪は「とにかく寒い!」と本音もチラリ。

 「特に上村愛子選手のモーグルや高梨沙羅選手のジャンプなど屋外競技では、競技の順番まで待たなければいけないので、バンクーバーの上村選手の取材の時に、鼻水をたらしていたことがあって(笑)、それくらい寒さは感じますよね」と実体験を込め、「夏季五輪と比べると、風や雪など環境の変化に対応していかなければならない側面が強く、4年に一度で、たった1回、2回のチャレンジ、という時に急に風が吹いたり、吹雪になったり、その対応を試される厳しさが冬の五輪だと思います」と選手の視点にも立つ。

 今回の注目選手は「最近では、『スピードスケート・チームパシュート』の高木美帆、髙木菜那姉妹」と櫻井。レギュラーでキャスターを務める『NEWS ZERO』でも月曜日は毎週のようにスピードスケートの話題になっているそうで「高木姉妹、小平選手もそうですが、日本新、世界新を出していて、楽しみで仕方がないです。あとはお会いさせていただいてファンになったスノーボードの鬼塚雅選手。19歳というかわいらしい部分と、金メダルを狙いに行きます、という強い思いとのギャップが魅力です」と生き生き語っている。

 スポーツ局・プロデューサーの木村拓也氏は櫻井の起用理由について「『NEWS ZERO』の立ち上げ以来、今に至るまで櫻井さんの『わかりやすさ』『選手との絶妙な距離感』『選手へのリスペクト』を兼ね備えての取材は、余人をもって代えがたいものであると確信しています」と力説。「華やかな舞台までの努力・苦労を乗り越えての、たくさんのアスリートの歴史的瞬間を、隣国の近さを活かした過去最大規模の現地取材で、櫻井さんとお伝えする予定です。世界新記録を連発するスピードスケート・パシュートなど注目種目が目白押しです。ぜひお楽しみください」と呼びかけている。

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