人気グループ・嵐の櫻井翔が23日午後1時頃に都内で取材に応じ、日本テレビ系『NEWS ZERO』で共演し、乳がんのため22日に死去したフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)を「ただただ、残念という言葉につきます」と悼んだ。何度も言葉に詰まり、涙を流しながら「家族を失ったような気持ちでいっぱいです」と声を絞り出した。
黒のスーツ姿で現れた櫻井は「心よりお悔やみを申し上げます。ただただ、ただただ残念という言葉につきます」と話しはじめたが、その後すぐに言葉を失ってしまった。
沈黙の後、声を震わせながら「小林麻央さんは、『NEWS ZERO』の初回からおよそ3年半ご一緒させていただきました。あたたかい番組ですので、出演者スタッフ含めて“ZEROファミリー”と呼んでいます。ですので、まさにファミリー、家族を失ったような気持ちでいっぱいです」としのんだ。
堪えきれなかった涙を拭った櫻井は「キャスターの村尾(信尚)さんはじめ、出演者全員、およびスタッフ全員で手書きのメッセージを送っていまして、少しでも良くなるよう願っていたところでしたので、悔しいですね」とつらい胸中を吐露。「ごめんなさい」と止まらない涙を拭い、無念さをにじませた。
なお、『NEWS ZERO』としてのコメント、番組開始から小林さんと一緒に出演した村尾キャスターからのコメントも発表された。
■日本テレビ報道番組『NEWS ZERO』としてのコメント
小林麻央さんには、2006年10月の『NEWS ZERO』スタート時より2010年の3月までの3年半にわたって番組を支えていただきました。
日々のニュースにひたむきに向き合う姿や、麻央さんの笑顔を、私たちスタッフは忘れることはありません。麻央さん、本当にありがとうございました。
スタッフ一同
■村尾信尚キャスターのコメント
天の非情を感じます。市川海老蔵さんをはじめ、ご家族のことを思うと言葉がありません。麻央さん、よく頑張りましたね。若い世代で日本を変えようと、一緒にニュースを伝えたこと、私は誇りに思います。
村尾信尚
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