男性アイドルグループ「嵐」が、2020年いっぱいで活動休止することを1月27日に発表した。休止の報に驚いたのは日本のファンだけではなかった。
■上海公演の縁も 「休止」閲読は2億越え
嵐は2008年に上海でコンサートを開き、当時空港でメンバーを出迎えるファンの熱狂ぶりが話題になった。また、活動休止を申し出たリーダーの大野智さんが、上海で絵画やフィギュアの個展を開くなどしていて、現地の女性を中心に根強い人気がある。
1月27日に嵐の活動休止が日本で発表されると、中国のSNSでも話題が沸騰した。
このうち、「微博(ウェイボー)」ではメンバー全員のコメントの中国語訳も拡散され、「活動休止」に関するツイートは合計2億回以上閲読されている。
■「まだあなたたちが必要」悲しみの声が上がる
このうち、大野さんが出演したテレビドラマをきっかけに嵐を知ったという人は、「上海のコンサートで『また会いましょう』と言ってくれたのに、いつまで待っても次のコンサートは来ない。嵐は終わりなの?いつまた来てくれるの?」と切実な思いを投げかけている。
他のユーザーは、会見でメンバーの二宮和也さんが「リーダーのせいでこう(休止に)なったとは思っていない」と大野さんを庇ったことに対して、「nino(二宮さん)がはっきりと言い切ったのを見て、何も言えなくなった。ただ号泣するしかない。休止する彼らを見たくなかったけど、お別れをしないといけない」と複雑な心情を吐露した。
そのほかにも、日本で開催されるコンサートのチケットの入手方法が分からないと嘆くファンもいて、「もう彼らに会えないのか。一生後悔することになる。まだコンサートが見られていないのに、まだあなたたちが必要なのに」と悲痛な叫びをあげている。
■「沼にハマれば抜けられない」復帰信じて待つ人も
一方で、活動休止に理解を示し、復帰を待ち続けると宣言するユーザーたちもいる。