アメリカ・カリフォルニア州で1月16日、アップルとグーグルに従業員を運ぶ通勤用シャトルバスが襲撃された。現地のニュースサイトSFGATEなどが伝えた。けが人はいなかった。
カリフォルニア州の高速道路パトロール隊によると、事件当時は州間高速道路280号線で、アップルがチャーターした4台のバスとグーグルの1台が朝と夕方の走行中に襲撃された。
乗車していた従業員がTwitterに写真を投稿したことなどで発覚した。
パトロール隊によると、バスのいくつかの窓が外部からの襲撃に寄って破損したという。襲撃はペレット銃やBB銃、もしくは石などの可能性があるとしている。襲撃したのが誰かなどはわかっていない。
この事件を受けて、アップルは従業員の安全を守るために運行ルートを変更し、280号線を使用しないことになったという。この変更により、従来のルートより片道で最大45分間余計にかかるという。
アップルやグーグルなど、シリコンバレーに本社を置くIT企業では、従業員たちが主に暮らすサンフランシスコとオフィスを結ぶ、無料の通勤用シャトルバスを運行している例が多い。