現代美術家の奈良美智さんが12月30日、Twitterで公開した青森県立美術館に展示されている彫刻作品「あおもり犬」の写真が話題になっている。
「あおもり犬」の頭には、立派な帽子のような整った形に雪が積もっており、「天からの贈り物」といったコメントが寄せられている。
青森県立美術館の公式サイトによると、「あおもり犬」は高さ8.5メートルの巨大な立体作品で、建築と一体化した作品として制作された。
犬の上半身だけが地上に飛び出したようなつくりになっており、体は雪のように真っ白。前足をついて、下を向いている。
展示スペースは雪に覆われて、奈良さんが投稿した写真は、雪の帽子をかぶった「あおもり犬」が、雪の中から飛び出したように見える。
奈良さんの投稿に「お似合いですね」と反響が広がる一方、中には「雪の帽子が重たそう」と心配する人もいた。
雪の量によって、帽子のサイズが変わるようだ。
青森県立美術館が過去の投稿を遡ってみると、小さな帽子をかぶっているバージョンや、ちょんまげ姿を披露する日もあった。