女性たちが主導したトランプ大統領に抗議するデモ「ウイメンズ・マーチ」は1月21日、世界670カ所で数百万人が参加した。参加者らは、このデモの勢いを持続させたいと願っている。そして、デモのきっかけとなるような出来事がさっそく起きた。
21日のデモ行進では女性の権利に焦点が当てられていたが、SNS上の活動家たちは次回のデモを4月15日にしようと考えている。今度のデモでは、トランプ大統領に納税申告書公開の圧力をかけることになりそうだ。
確定申告のために収入や納税額を記した納税報告書は、大統領選で候補者が慣例的に公開することになっている。トランプ大統領は一貫して「監査中だから公開しない、監査が終われば喜んで公開する」と述べて公開を拒否し続けていた。
しかし、ホワイトハウスの上級顧問ケリーアン・コンウェイ氏は1月22日、「国民は気にしていない」から公開する予定はないと述べた。
その発言が発端となり、4月15日の抗議デモを求める声が広がった。その日は通常であれば納税申告日となる。2016年4月15日は日曜日で、16日はリンカーン大統領が奴隷解放法に署名した記念日でもあるため、実際の申告締切は4月18日になる。
Twitter上で4月15日をデモ実施日にする提案がされると、瞬く間に勢いが加速した。
トランプ大統領は自分の納税申告については誰も気にしていないと主張している。納税申告締切日に行われる次の大規模抗議デモは、トランプ大統領の主張が間違っていることを証明することになる。
トランプの地位剥奪、そして「お前の納税報告書を見せろ」抗議デモを4月15日土曜日、全土で計画しよう。
トランプは自分の納税に関して誰も気にしていないと主張している。次の大規模デモは納税申告日にやって、彼が間違っていることをわからせないと。
納税申告締切日のデモ行進。4月15日土曜日、 みなさんそこで会いましょう。
私はこれを100%支持します。これが次の行進です。これが次のデモです。リツイートお願いします。各都市の皆さん。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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