台湾のイケアが、『あつまれ どうぶつの森』版のインテリアカタログを公開しました。
自社の正式な2021年カタログを、どうぶつの森のゲーム内で再現する企画です。
左が元のイケアのカタログにあるお手本のインテリアコーディネート写真、右が『どうぶつの森』で再現。
限られた選択肢しかないゲーム内で再現度えぐい!と思わされますが、「マイデザイン」の機能も活用して真似ています。
思わず笑ってしまうのがこちら。カタログにあるモデル二人の服や表情、髪型も森で再現。
ニンテンドースイッチ『あつまれ どうぶつの森』は、本体の慢性的な品薄を抱えながら6月末までに世界で2000万本を売り上げた大ヒット作。
どうぶつの森は、従来作から自分好みの部屋を作ったり、ドットを打って服を作るクリエイティブな要素、ネット経由で一緒に遊んだり作品を共有するコミュニケーションの要素が人気のシリーズでした。
最新作はニンテンドースイッチがしっかり足場を築いていたこと、表現力が格段に向上したこと、そして偶然にも世界的にステイホームの流れが来たことなどから、閉じたゲームを超えてどうぶつの森自体がある意味でプラットフォームとなり、企業PRを含むさまざまな目的で利用されています。
ましてや巨大家具屋のイケアにとって、仮想模様替えゲームであり主目的のひとつが家具集めである『どうぶつの森』はド直球の好相性。ゲーム内でのコラボ家具配布や、逆にどうぶつの森でDIYする家具のイケア版など、さらにすすんだコラボに期待です。
2020年8月21日Engadget 日本版「イケアが『あつまれ どうぶつの森』 版カタログ公開。インテリアをゲームで再現」より転載