ロシア軍の攻撃で破壊された世界最大級の飛行機「An-225ムリーヤ」を再現した3Dモデルがネット上で公開された。視点を自由自在に変えて、あらゆる方向から損傷した機体の様子を見ることができる。「驚くべき技術」「破壊は悲しいけど、これはすごい仕事です」などと注目を集めている。
作成したのはドイツ在住の航空宇宙工学の学生だというSimeon Schmauß(@stim3on)さん。5月23日、3Dコンテンツのプラットフォーム「Sketchfab」で公開した。
ムリーヤは、ウクライナで建造されて運用されてきた世界最大の貨物機。首都キーウ近郊のアントノフ空港に駐機していた2月下旬、ロシア軍の攻撃を受けて無残に破壊された。
作成者のSimeon Schmaußさんは、ドローンで撮影された動画や、報道機関の写真などを元に今回の3Dモデルを作ったとTwitterに投稿している。