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ルールは簡単、「動いてはいけない」。松本人志が与える“笑いの試練”に耐えた者だけが、賞金を手にできる!

敵は、“人間”だけではない。
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ダウンタウン・松本人志は言った。

「笑いというのは、"緊張"と"緩和"から生まれるものだ」と。

その最たる企画が、ここに誕生した。

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(C)2018 YD Creation

『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)』(以下、『FREEZE』)。番組のテーマはとても単純だ。何が起こっても、"動いてはいけない"だけ。

だが果たしてそれだけで、お笑い番組が成立するのか?

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8月下旬、突如Twitterに現れた「まつもと犬」を覚えているだろうか。スクランブル交差点の大画面やアドトラックなどで街中にも一斉に現れ、話題となった。

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(C)2018 YD Creation

「松本人志がまた、Amazon Prime Videoと組んで何かを始める」...大人気シリーズ『HITOSHI MATSUMOTO Presentsドキュメンタル』(以下、ドキュメンタル)のファンたちも、『まつもと犬』が予告した新企画のはじまりに胸を躍らせた。

『ドキュメンタル』vs『FREEZE』!?

2016年11月から始まった『ドキュメンタル』は全5シーズンと、Prime Videoのオリジナル作品のなかでも長寿番組となった。待望のシーズン6も、この冬に配信される予定だ。

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2018年上半期の『Prime Video(Prime会員特典)総合ランキング』では、ダウンタウン浜田雅功が出演する『戦闘車』や、社会現象にもなった『バチェラー・ジャパン』などの強豪を抑え、『ドキュメンタル シーズン4』が堂々の第1位を獲得。同ランキングでは、その他の『ドキュメンタル』全シーズンがトップ20にランクインした。

白塗りの顔芸でCMなどにも引っ張りだこの野性爆弾・くっきーは、本作に出演したことで「人生が180度変わった」と語る。

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新企画『FREEZE』は、『緊急特番 語るドキュメンタル&新企画発表スペシャル』内で発表された
(C)2018 YD Creation

そんなモンスター番組をプロデュースした松本人志みずから「自信作」と断言する新企画『FREEZE』の、気になる内容は? 出演者は?

「止まってるだけ」でおもしろいのは、なぜ?

"氷の塔"と称される殺風景な空間に、整然と椅子が並ぶ。出演者はそこに座っている状態で、「フリーズ」と言われたら動きを止める。「リリース」と言われたら、笑うなり立ち上がるなり、動き出していい。

松本人志は今回もまた、"監視人"として出演者の動向を見守る。

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たったそれだけのルールで、何がおもしろいのか?

出演者が動かない状態で、どんな笑いが起こるのか?

そう思う人もいるだろう。『ドキュメンタル』では、手を替え品を替え繰り広げられる"むき出しの笑い"が売りだったのだから、なおさらだ。

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『FREEZE』の舞台
(C)2018 YD Creation

その答えは、「フリーズ」している間に起こる"地獄の仕掛け"にあった。

今回の敵は、"人間"だけじゃない

自由に会話し笑い合っている最中、突然「フリーズ」という声が聞こえる。

そこからが本番だ。

松本人志がその才能をフル活用して生み出した"地獄の仕掛け"が、出演者たちに襲いかかる。

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竹刀ゴーラウント、炸裂ポップコーン、導火線ハラハラ、

ごきげんドローン、叫ぶ原始人......

文字だけを追ったら「なんのこっちゃ」となるこれらの仕掛けが、絶対に動いてはいけない人間の心理をくすぐる。

メリーゴーラウンドの要領でぐるぐる回る竹刀が脛(すね)を狙っても、時限爆弾が目の前で止まっても、動きを止めて我慢する。その表情さえも"笑いのタネ"となるのだから、いっときたりとも目が離せない。

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竹刀ゴーラウント、そのスピード感は半端ない。
(C)2018 YD Creation

モデル、ミュージシャン、芸人...8名が沈黙のバトル!

出演者がバラエティに富んでいるのも『FREEZE』の特徴のひとつだ。「何もしない人が優勝する」画期的な仕組みは、芸人以外にも門戸を開いている。

それどころか、松本人志いわく「普段ならギャラ泥棒と言われる人」ほど、勝機があるというのだ。

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前代未聞のチャレンジに参加者するのは、岩尾望(フットボールアワー)、クロちゃん(安田大サーカス)、しずちゃん(南海キャンディーズ)、鈴木奈々、ダイアモンド✡ユカイ、藤本敏史(FUJIWARA)、ボビー・オロゴン、諸星和己の8名。

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左から、鈴木奈々、藤本敏史(FUJIWARA)
(C)2018 YD Creation

芸人として活動している参加者は、半分。残りはミュージシャンやモデル、タレントだ。

しかし、全員が平等に"動いてはいけない"環境に置かれると、それらの肩書きは一切通用しなくなる。意外な人が存在感を放ち、笑いをかっさらうのだ。

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ダイアモンド✡ユカイ
(C)2018 YD Creation

なかでも注目株は、ダイアモンド✡ユカイだ。どんな仕掛けに襲われても、クールな表情で微動だにしない。そのシュールな絵に、ほかの共演者は笑いを超えて感嘆の声をあげる。

『FREEZE』視聴者の期待値は?

2018年8月に開設されたばかりの『FREEZE』公式Twitterアカウント(@Freeze_amazon)は、9月26日現在で約43,000人フォロワー。番組が配信開始となってから内容に関するツイート数も増えてきた。

公式アカウントに寄せられている視聴者のコメントを一部、紹介したい。

頭いい。このルールだとお笑いじゃない人も参加可能だし巻き込める。一気に参加者の裾野が広がった。『笑ってはいけない』『ドキュメンタル』のさらに先の世界が観れる気がする

1ステージよりも遥かに予想を超えてきた罠のアイデア。最先端の技術でイタズラはやっぱり大富豪としか思えん笑

めちゃ楽しみですー!絶対見ます!!

また、『ドキュメンタル』ファンのハフポスト男性記者は新企画について次のように期待を寄せる。

『ドキュメンタル』は「お笑い」番組に革命をもたらしたと思う。それまでのお笑い番組といえば、視聴者は、芸人たちの一流の芸を受動的に見るということだったが、ドキュメンタルは視聴者自身が出演者同様、笑いを「我慢する」という没入感を抱かせるからだ。新企画『FREEZE』では、出演者たちは笑いを我慢するだけでなく、身動きすらできない。視聴者の没入感も半端ないだろう。

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(C)2018 YD Creation

最後にもう一度、冒頭の松本人志の言葉を思い出してほしい。

「笑いは"緊張"と"緩和"から生まれる」―――"緊張"が張り詰めるほど、解き放たれた瞬間の"緩和"は気持ちいい。その落差が激しいほど、未知の世界が広がる。「動いてはいけないバトルロイヤル」の真髄は、この、笑いの緩急にあるのではないだろうか。

2018年9月26日現在で2話までが配信されている『FREEZE』。3話以降のエピソードが待ち遠しい人は、配信開始を待つ間に『ドキュメンタル』を見直すのもいいかもしれない。

Prime Videoについて

Amazon Prime Videoは、プレミアムなオンデマンド・エンターテイメント・サービス。Amazonプライム会員は、数千本の映画やテレビ番組に加え、日本Prime Original作品『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)』、『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シリーズ、『仮面ライダーアマゾンズ』、『クレヨンしんちゃん外伝』、『バチェラー・ジャパン』のようなオリジナル作品のほか、各賞を受賞したAmazonスタジオ制作によるPrime Original作品『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』、『マーベラス・ミセス・メイゼル』、『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』、子ども向けシリーズ『タンブルリーフ』などが見放題。

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