Amazonジャパンは6月3日、本の買取サービスを開始した。買取価格を事前にホームページで確認でき、1冊から無料で集荷する。
買い取りセンターでの受領後、24時間以内に査定・支払いが完了。買い取り代金はAmazonギフト券(初回のみ銀行振込)で支払われる。買い取りが成立しなかった場合も、無料で返送するという仕組みだ。
では、どのくらいの価格で買い取ってもらえるのか。
例えば、コミック「ONE PIECE」75巻(本体400円+税)は、目立つ日焼けや汚れ、傷があるなどの「可」という状態のものなら、6月4日午後2時現在で買取価格は1円だ。
では、絶版などにより、中古品も高額で取引されているものはどうだろう。買取サービスのトップページに表示されている、買取対象商品のジャンル一覧から対象をクリックし、「価格の高い順」で並び替えてみよう。
「本」の買取価格でトップに表示されているのは、トーマス・ヘンドリックソン著の「オーソペディック・マッサージ」(本体8000円+税)という医療系の書籍。この商品は、Amazonでも中古品に120万円の価格をつけて出品している業者もいる。いくらくらいで買い取ってもらえるのか胸が高まるが、この本の買取価格は…
「非常に良い」コンディションであれば8573円。「可」の状態なら858円となっている。Amazonの担当者はハフポスト日本版の取材に対し「買取価格は表示されているものが基本」とコメント。「商品の状態によって買取価格が下がることはあるが、大幅に変更があることはない」と話した。
なお、Amazonでは2012年からDVDやゲームを買い取るサービスを展開しているが、買い取った商品の行方については開示していない。
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