アリシア・キーズは美しい。メイクをしていても、いなくても。
5月31日にLennyで、女性が自分を一定の決まった形に見せるために感じる苦しみとプレッシャーを語った力強いエッセイを公開した歌手のアリシア・キーズは、「包み隠すことを止める」と誓った。「顔、気持ち、心、考え、夢、苦しみ、感情の高ぶり、全てを偽ることを止める」と彼女は綴った。
このエッセイが公開されてから数日後、キーズは約束通りノーメイクの写真を公開した。
例えば、このフォルト・マガジンに掲載された写真だ。
そして投稿された写真を見ると、キーズは最近のライブも、ノーメイクで行ったようだ。
キーズはエッセイの中で、ノーメイクになるという発想は、新作アルバム用の写真を写真家のパオラ・クダッキと撮影していた時に生まれたと語った。
ジムの帰りにノーメイクにスウェットシャツという格好で撮影現場に現れたキーズは、その格好のまま撮影することにしたという。
「間違いなく、これまでで最も強く、力にあふれ、自由で、正直な美しさのある体験でした」とキーズは話した。
ノーメイクの写真を公開した有名人はキーズが初めてではないが、素顔を公開するという姿勢はパワフルで、ファンの心にも響いている。
Instagramで#nomakeupのハッシュタグを検索すると、1200万件以上がヒットする。男性も女性も、カメラの前で素顔で写っている写真を見ることができる。(キーズに触発された人も、そうでない人もいる)
メイクをしていようと、いなかろうと、素の自分でいることで力強さを感じる。それがこのムーブメントの背後にある考え方だ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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