日本文学振興会は1月16日夜、第160回芥川賞・直木賞の受賞作を発表した。
2018年下半期の作品から、純文学の芥川賞は上田岳弘(うえだ たかひろ)さんの「ニムロッド」と、町屋良平(まちや りょうへい)さんの「1R(いちらうんど)1分34秒」が選ばれた。
社会学者で、テレビのコメンテーターなどを務める古市憲寿さんの「平成くん、さようなら」がノミネートされたが、受賞を逃した。
大衆文学の直木賞は、真藤順丈(しんどう じゅんじょう)さんの「宝島」が選ばれた。
16日朝、コメンテーターを担当する情報番組「とくダネ!」に出演した古市さん。選考会後、自身のTwitterを更新し、「がーーーーーん」と一言だけ呟いた。ツイートには、応援や受賞を逃したことを残念がるコメントが寄せられている。
日本文学振興会の公式サイトによると、各賞の候補作は以下の通り。
芥川賞候補作
上田岳弘(うえだ・たかひろ) 「ニムロッド」 掲載誌:群像12月号
鴻池留衣(こうのいけ・るい) 「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」 掲載誌:新潮9月号
砂川文次(すなかわ・ぶんじ) 「戦場のレビヤタン」 掲載誌:文學界12月号
高山羽根子(たかやま・はねこ) 「居た場所」 掲載誌:文藝冬季号
古市憲寿(ふるいち・のりとし) 「平成くん、さようなら」 掲載誌:文學界9月号
町屋良平(まちや・りょうへい) 「1R(いちらうんど)1分34秒」 掲載誌:新潮11月号
直木賞候補作
今村翔吾(いまむら・しょうご) 「童(わらべ)の神」 角川春樹事務所
垣根涼介(かきね・りょうすけ) 「信長の原理」 KADOKAWA
真藤順丈(しんどう・じゅんじょう) 「宝島」講談社 講談社
深緑野分(ふかみどり・のわき) 「ベルリンは晴れているか」 筑摩書房
森見登美彦(もりみ・とみひこ) 「熱帯」 文藝春秋