「勤務表を見直して、上司と相談し、番組と相談し、決めました」。
TBSの吉田明世アナウンサーが、平日の朝の情報番組『ビビット(月~金曜 8時~9時54分放送)』への出演を、これまでの平日5日間から水曜・木曜・金曜の週3回に減らしたと報告した。
11月20日、カンニング・竹山とともに月曜日のパーソナリティを務めて入るTBSラジオ『たまむすび(月~金曜 13時~15時30分放送)』で明らかにした。
吉田は「竹山さん、お気付きでしたでしょうか。私が今日ビビットにいなかったことを」と、同じくビビットに出演している竹山に切り出すと、10月29日の『サンデー・ジャポン』放送中に、体調を崩して番組を途中抜けしたことをきっかけに、勤務状況を見直し、会社と相談した上で、今回の変更に踏み切ったことを伝えた。
4年半の間、夏休みとお正月以外は毎日、朝の番組に出演してきたという吉田。「よくやったなって自分でも思う」としみじみ語った。
■初めての?夜更かし。
サンジャポで倒れてしまって以来、夜8時半ごろには就寝していたが、この日の前日の夜には夜更かしをし、「11時にポテトチップス食べちゃいました。本当に幸せだった」と話した。
2016年に結婚した夫とも、「(普段は)一緒のタイミングで寝るってこともほぼなかった」が、この日は仕事の話などをしながら同じタイミングで就寝したと明かした。
■働き方の見直しが、広がるか
竹山は、吉田の報告に「いいんじゃない?休んだ方が」と言葉をかけた。
続けて「ちゃんとたまむすびで(真意を)言っておかないとネットニュースにTBSが働かせすぎだから、と書かれるぞ」と発言すると、吉田は、「そういうわけじゃない」とした上で、きちんと体調管理していくと応じた。
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朝、余裕のある時間を過ごし「これから人に優しくなれそう」と話した吉田さん。
多くの人にとって「朝の顔」となっている、平日・帯番組に登場するテレビ局のアナウンサーが、会社と相談して「働き方の見直し」を行い、その背景や思いを視聴者やリスナーに伝えていくのは、多くの人にとっての希望ではないでしょうか。