累計1200万部を超えるクイズ・パズル集の「頭の体操」シリーズで知られる心理学者で、多湖輝(たご・あきら)さんが3月6日、間質性肺炎のため東京都中央区の病院で死去したことがわかった。90歳だった。共同通信などが報じた。
毎日新聞によると、多湖さんはインドネシアのスマトラ島生まれ、東京大学で心理学を学んだあと、東京工業大学の助手を経て千葉大学の教授に就任した。
1966年に、独創的なクイズやパズルを集めた「頭の体操」第1集を光文社から出版。子どもからお年寄りまで大きな人気を呼び、2001年までに23集が発売され、シリーズ累計部数が1200万部を超えるロングセラーとなった。任天堂のゲーム機向けの人気ソフト「レイトン教授」シリーズの監修も手掛けた。
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