米フロリダ州でAppleの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsが爆発する事故が起きたと地元テレビ局WFLAが報じました。
それによると、フィットネスクラブで音楽を聴きながらトレーニングしていたJason ColonさんがAirPodsから白い煙が出ているのに気づき、助けを呼びに行き戻ってくると爆発した後だったとのことです。
幸い、発煙に気付いた時点で耳から外していたため、Colonさんにケガはありませんでした。
Colonさんは爆発しているところを見たわけではないとしながらも、原因はバッテリーだと考えているようです。この事故について、AppleはColonさんと連絡を取っており、調査が進められているとしています。
原因が本当にバッテリーなのかは調査を待つ必要がありますが、これに起因する爆破事故は度々発生しています。2016年のGalaxy Note7のリコールのほか、身に着けるものとしてはFitbitのフィットネストラッカや、ワイヤレスヘッドセットでも爆発事故が起きています。
衝撃を加えないなど取り扱いに注意する以外にも、発熱や異臭、発煙に気づいたらすぐに使用を中止し、体から離すなどを日ごろから意識しておく必要はあるかもしれません。
なお、今回はトレーニング中にAirPodsを使用していたとのことですが、AirPods自体は防汗・防水性能をうたっていません。今回の事故とは関係がないかもしれませんが、トレーニング用にはせめて防汗対応したものをおすすめします。
(2018年2月9日Engadget日本版「トレーニング中にAirPodsが爆発する事故が米フロリダで発生。Appleが原因調査中」より転載)
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