Ahmed Mohamedはカタール財団の招待を受け、同財団の青少年イノベーションプログラムに参加する。Mohamed一家はホワイトハウスのイベントでオバマ大統領と会ってから約24時間後の今日、移住を発表した。
Ahmedは先月、学校職員が警察に通報し、手作りデジタル時計を学校に持ってきたために逮捕されたことで一躍インターネットの有名人になった。職員らは、その時計(立派なケースに入っていた)を爆弾と見間違えた。Ahmedは校内で警察の尋問を受けたと言った。まもなく彼は転校した。
この若きメーカー(作り手)の話は、Mark ZuckerbergからAlexis Ohanian、オバマ大統領まで、あらゆる人々の注目を浴びた。ハッシュタグの #IStandWithAhmed はすぐにトレンドとなり支持者は急増した。1ヵ月と少しの間に、ハッシュタグは400万人以上のTwitterユーザーに届いたとKeyholeのデータは示している。
Ahmedは昨日、ホワイトハウスの天体観測イベントに数百人の生徒や先生と共に訪れ、オバマ大統領とも短時間面会した。
彼の家族の引越しは、カタール財団が発行したプレスリリースで今日発表された。Ahmedは文中、「カタール財団の提案には何もかも感謝していてキャンパスは本当にすばらしい。科学やテクノロジーに興味を持つ他の子供たちとも会える。そこで多くのことを学び大いに楽しめると思っている」と語った。
幸運を祈る、Ahmed、作り続けろ!
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
【関連記事】
(2015年10月21日 TechCrunch日本版「時計を作って逮捕された工作少年、カタール財団の招待を受け移住へ」より転載)