空飛ぶ自動車「エアロモービル」が、2017年に市販されることになった。Engadgetによると、スロバキアのエアロモービル社のユライ・ヴァツリークCEOは3月15日、アメリカ・オースティンで開催されたイベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2015」で、2017年に市販するつもりだと話したという。
エアロモービルは、わずか数秒で自動車から航空機に姿を変えることが可能だ。自動車と航空機用の現存するインフラを使用でき、翼は折りたたんで車のように駐車できるという特徴がある。
最新試作機の「エアロモービル 3.0」は全長6mで、翼を折りたたむことで地上走行時の全幅は1.6mとなり、駐車場に停めることも可能だ。自動車用のレギュラーガソリンを使った2人乗り。鋼鉄のフレームをカーボン製のカバーで覆っているため、重量はわずか450kg。飛行時の最高時速は200km、航続距離は約700kmだ。東京から岡山まで一気に飛べる計算だ。
ただし革新的な自動車だけに値段も張りそうで、ヨーロッパでは少なくとも数十万ユーロ(およそ数千万円)になりそうだと、報じられている。
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