イオン
スマホの通信料金をめぐっては高止まりを指摘する声が目立っており、これがスマホへの移行を妨げている面もある。格安スマホが普及すれば、携帯電話会社の料金引き下げを促す圧力になりそうだ。
格安スマホは、携帯電話会社から回線を借りて通信サービスを展開している仮想移動体通信事業者(MVNO)の日本通信
端末は韓国LG電子
イオンは直営の売り場でNTTドコモ
格安スマホは全国のイオン約170店舗で販売。4月1日から4000台の予約を始め、4日から店頭で4000台を売り出す。イオンの広報担当者は「このサービスと端末の組み合わせは8000台限定だが、反応をみて次の展開を考えたい」と話している。
携帯電話市場は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3グループの寡占状態の中で通信料金の価格競争がなくなる一方で、他社からの乗り換えユーザーに対するキャッシュバックが高額化するなど「歪んだ競争」に陥っているとの指摘が多く、MVNOに対する期待が高まっている。[東京 31日 ロイター]
(志田義寧 清水律子 編集:山川薫)
関連記事