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次世代に、キャリアで夢を与えたい。国際ガールズデー、アクセンチュアが伝える3つのこと。

10月11日は、女の子のエンパワーメントを応援する「国際ガールズデー」。これからの女性活躍について、アクセンチュアと一緒に考えました。
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撮影は2021年9月に個別に実施し、写真は合成したものです。インタビューはリモートでおこないました。
Yuji Nomura

世界には、様々な理由で夢を持つことはおろか、学校にすら通えない女の子がたくさんいます。多くの国や地域で、性別によるアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)から、女の子への社会的制約が残る地域があります。こうした状況が、政治参加や雇用、昇進などの男女格差を広げる要因となっているのです。

女の子の権利や可能性が、性別を理由に奪われることのない社会を目指して声を上げる日。それが10月11日、国際ガールズデーです。 

国や地域によって状況は様々ですが、ジェンダーギャップは156カ国中120位(2021年3月)の日本にも、解消すべき課題がたくさんあります。そんな社会を変えていこうと、女性が活躍できる環境を目指し活動する企業が年々増えています。その一つが、アクセンチュア。   
ハフポスト日本版は、世界各地の拠点で女性活躍を推進、実現してきた同社と一緒に、次世代の女の子たちが夢を描ける環境やキャリアについて考えました。

世界で評価される、多様な働き方とキャリア

世界最大級の総合コンサルティング企業、アクセンチュア。同社が進める女性活躍は、世界的に評価されています。 

D&Iに富んだ職場環境を持つ上場企業100社を認定する「ダイバーシティ&インクルージョン・インデックス」(Refinitiv、2021年)では、世界3位に選出。6年連続で上位にランクインしている。そして、女性活躍やジェンダー多様性を推進するリーダーを表彰する「The HERoes Women Role Model Lists 2020」(Yahoo! Finance)には、同社全体で7名、日本法人から2名の社員が選出されました。

性別にとらわれない働き方、キャリアのあり方を実現してきた同社から、青木朋美さん、山北香さんに「これからの女性活躍」について3つのポイントで話を聞きました。

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Yuji Nomura
(写真左から)
青木 朋美さん:ビジネス コンサルティング本部 コンサルティンググループのマネジング・ディレクター。2007年新卒入社、現在はサプライチェーン&オペレーション領域を担当。二児の子育て中で、2021年9月末よりタイ・バンコクで勤務。

山北 香さん:ビジネ スコンサルティング本部 コンサルティンググループ所属。2020年1月に、自動車部品メーカーから中途入社。青木さんと同じくサプライチェーン&オペレーション領域でコンサルティングを担当。

① 制度は「使われて初めて」意味がある

── 新卒入社でマネジング・ディレクターの青木さんと、中途入社でコンサルタントの山北さん。それぞれ、どのようなキャリアを目指してきましたか?

青木さん(以下、青木) 農学部出身の私にとって、コンサルティングは未知の業界でした。「アクセンチュアでは、3年で10年分の経験ができる」と聞き、自分のやりたいことを探してみようかなと、軽い気持ちで...。

14年前の新卒当時は、「女性活躍」のロールモデルが社内でもまだ少なかった印象です。私自身のライフプランも漠然としていたので、「この先、家庭を持ったらどんな風に働こう」「子育てと両立できるかな」なんて考えたこともなかったです。

山北さん(以下、山北) 私は「結婚しても出産しても、長く働き続けられる会社」という視点で転職先を探していました。アクセンチュアの面談で人事部の方からも説明を受けましたが、経験者の話が聞きたかったのと、異業種からコンサル未経験での転職という不安もあり、入社前に青木さんとの面談を設けてもらいました。

「結婚、出産を機に辞めるという選択肢もある中で、なぜ続けてきたんですか?」と聞くと、青木さんの答えは「柔軟な働き方ができる制度が整っていて、それを使える環境だったから」。その言葉で、入社を決めました。

青木 山北さんの質問は、自分のキャリアを振り返るきっかけになりました。私は人生を計画的に考えてきたタイプではないけれど、自身の経験が次世代の参考になるんだなと、うれしかったです。山北さんの入社以降、私は彼女の「ピープルリード」としてサポートさせてもらってます。業務とは別で、中長期的なキャリアや仕事の相談をできる上司のようなイメージです。

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Yuji Nomura

山北 青木さんには仕事の悩みからダイエットの方法まで、いろんな相談をさせてもらいました(笑)。アクセンチュアには個性豊かな先輩がたくさんいるので、自分に合ったピープルリードを見つけやすいです。

② 個々の「強み」に目を向け、伸ばしていく

── お二人が自分らしいキャリアを叶えられているのは「環境」も大きな要因なんですね。

青木 もともと、育休や時短勤務、フレックスタイムなどの制度はかなり整っていたのですが、制度を使いやすい環境になったのはここ10年くらいだと思います。 

復職当初は子どもの急なお迎えでお客様との打ち合わせに出られなかったことも多くて...。申し訳なさでいっぱいでしたが、性別、役職関係なく、周りの方々が「自分だって困った時助けてほしいから気にしないで」というように手を差し伸べてくれて、上司も「ここまではやろうね」と具体的に示してくれて助かりました。

「誰もが自分らしく働ける職場を」というメッセージを会社が発信してきたからこその環境ですが、社員に「それを実現したい」という姿勢があることも素晴らしいですよね。それを作り上げているのって、「支えてもらった分、自分も誰かの支えになりたい」という小さな関係性の積み重ねなんですよね。

山北 制度があるのと、それを使うことができるのかは別の話。私もアクセンチュアに入ってから周りの働き方に感化されて、家族との時間、自分の趣味など、仕事以外の時間を大事にすることができています。

特にここ一年は原則リモートワークになったこともあり、フレックスタイム制度を使って、仕事の合間にパーソナルジムに通っているんですけど...。今日青木さんに初めて言いますが、私、一年で20キロ以上落としたんですよ!

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Yuji Nomura

青木 そうなの?! すごい...!山北さん、頑張ってたもんね。時間の使い方や、生活の中の優先順位は変わっていくものだから、多様なロールモデルや、それを支えてくれる仲間がいるのはすごく心強いですよね。

私は第二子の育休復職後は、さらに時間の制約が増えて思い通りに働けないことに焦りを感じましたが、限られた時間で成果を出す努力をし、自分が決めることと人に任せることの線引きなど、思考の転換をしました。あとは同僚に相談するうちに、自分の強みを生かそう、という考えに変わりましたね。

私は人前で堂々とアピールするのが苦手。でも、人と関係性を築くことは得意なので、お客様のニーズを細かく聞き出したり、社員同士をつなげたり、という役目で会社に貢献したいと思っています。 

山北 一人ひとりのチャレンジを否定せず、自分の強みに気づかせてくれる環境ですよね。この会社の一番好きなところです。

私は製造業界のお客様のサプライチェーン改革が主な担当ですが、知見を広げるために、他のプロジェクトにも参加したいと志願しました。その後、化学メーカーのM&Aに伴う移行支援や、化粧品メーカーのグローバルシステム導入など、業種も分野も幅広く経験しています。 

「まだ早い」と否定することなく、どんなに上の役職の人でも、意思を尊重しようと耳を傾けてくれる実感があるので、ためらわずに発言できるし、自信にもつながっています。

③  前例のない働き方も次世代のロールモデルに

── そんな環境で働くお二人から、次世代に伝えたいことは何ですか?

青木 仕事や生活をする中で、「自分はあの人みたいになれない」と比べてしまうことってよくあると思うのですが、すごくもったいないこと。自分の強みと経験、そこに大きな価値があるし、自分だったらどうできるかな?と考えることが大切だと伝えたいですね。

私は夫の仕事の関係で9月末から家族でタイ・バンコクに移住しましたが、ここで働き続けられているのも、アクセンチュアだからだと思います。

「どういう形であれば働き続けられるだろう」という思いに、前例がない中で上司や人事のみなさんが応えてくれて、海外からリモートで働けることになりました。自分でも、こんな働き方ができるんだと驚いています。

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Yuji Nomura

山北 青木さんがタイに行くと聞いて、「ついに手の届かない存在になってしまった」と思っていましたが、ご家庭の都合だと聞き「そういう働き方もあるんだ」と驚きました。もちろん誰にでも認められる働き方ではないものの、次世代にとって、希望になると思います。

青木 私はサプライチェーン領域のコンサルティングを担当しているためお客様の工場に足を運ぶ機会も多かったのですが、製造業や技術職は「女性活躍」という点ではまだまだこれから。女性も活躍できる現場づくりをサポートしていきたいですし、私の得意分野である「関係性づくり」でお客様同士をつなげて、課題や成功事例を共有できる場所を作れたらと思っています。

山北 私も前職が製造業で女性が少なかったので、青木さんの言葉にとても共感します。その時に感じていた課題と、アクセンチュアで得た知見を組み合わせて、女性も活躍できる環境を目指すお客様の力になれたらうれしいです。

女性活躍がまだまだこれから、という業界の変化も巻き起こしながら、次世代が「こんな人になりたい」「こんな選択もあるんだ」と思えるキャリアを築いていきたいです。

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Yuji Nomura

◇◇◇

アクセンチュアは、全ての社員の夢や目標が公平に尊重され、一人ひとりが会社の成長に貢献できる環境づくりに長年取り組んできました。  

性別や年齢、家庭環境を理由に、キャリアを諦めることのない社会を目指して、これからもグローバルで活動を進めていきます。