舘ひろし&柴田恭兵『あぶ刑事』封切りに感極まる サングラス外し何度も感謝
俳優の舘ひろし(65)、柴田恭兵(64)が30日、都内で行われた映画『さらば あぶない刑事』初日舞台あいさつに出席。シリーズ30年目にして完結編となる同作の公開に、最後のあいさつで2人はサングラスを外し、長年支えてくれたファンに感謝を伝えた。
柴田は、満員の会場を見渡して「30年前にも映画を撮りました。その時にも(会場)いっぱいのお客さんがきてくれました。改めて、30年間皆さんに支えられて、日本中の映画館に駆けつけてくれたあぶ刑事ファンの皆さんに支えられてやってこれたと思います。本当に感謝しています。長い間ありがとう。これで最後です。でも、アンコールの声が聞こえたら…」と期待をふくらませ、観客が拍手で応えると「ありがとう。夢で会いましょう」と目を潤ませながら、舞台あいさつ中に何度も「ありがとう」を伝えた。
舘も「本当にこの作品に出会えてよかった。皆さんが支えてくれた。心から感謝を申し上げたいと思います」と思いを伝えた。自身にとって同シリーズは「僕の代表作の一つでもあり、柴田恭兵という俳優との出会いだった。恭様に出会えて、いっぱい影響を受けてその後の作品ができるようになった気がします」と話し、柴田も「舘さんに会えてよかったです」と応えた。
舞台あいさつ中には、1万2000人を超える期間限定の映画公式ファンクラブから応募されたメッセージが紹介され、舘は「感激しています」、柴田も「泣きそうです」とファンの熱い思いをかみ締めていた。
同作は、テレビと映画で人気を博してきたシリーズの完結編。定年を目前にしたタカとユージの刑事コンビが、日本進出をもくろむ中南米マフィアを相手に壮絶な戦いを繰り広げる。そのほか、浅野温子(54)、仲村トオル(50)、菜々緒(27)、木の実ナナ(69)、ベンガル(64)、伊藤洋三郎(60)、長谷部香苗(50)、村川透監督(78)が出席。木の実は最初から感極まり涙を流していたが、舘が自身の楽曲「泣かないで」を口ずさみ、笑いに変えていた。
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