安倍晋三首相は12月17日夜、東京の日本料理店で小泉純一郎元首相の会合に出席した。脱原発か、再稼働かを巡って意見の違いが明確になっている2人だが、出席者によると、この日は原発を巡る議論はなかったという。
MSN産経ニュースは以下のように報じている。
小泉氏は会合後、記者団に「脱原発の話をしたのか」と問われ、「いや、原発の話はしなかった」と否定。「安倍首相には一番大事なのは国民の信だ。『信なくば立たず』と言った。安倍首相も国民の信が一番大事だと言っていた」と明らかにした。同席した森喜朗元首相は安倍、小泉両氏について「2人は握手していた。僕が真ん中にいた。けんかになると困ると思って」と説明。脱原発の話については「話していない。昔のことをいろいろ話した」と述べた。
(MSN産経ニュース「首相、小泉元首相と日本料理店の会合で同席 「脱原発の話せず」 」より 2013/12/17 22:19)
NHKニュースによると、小泉氏は安倍首相の政権運営を激励したという。
会合には安倍総理大臣のほか、小泉元総理大臣、森元総理大臣、福田元総理大臣、それに山崎参議院議長ら、今の自民党町村派の出身者が出席しました。
この中で小泉元総理大臣は、安倍総理大臣の政権運営について、「しっかりやっている。今後もこの調子でやっていけばいい」と述べ、激励しました。
(NHKニュース「安倍首相 小泉元首相から激励受ける 」より 2013/12/18 04:15)
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