11歳少女、1500km離れた街に住む少年に会いたくてタクシーに乗る

米アーカンソー州の11歳の少女が、何と約1,500㎞も離れたフロリダ州に住む少年に会うためにタクシーで移動中、警察に保護された。
|
Open Image Modal

米アーカンソー州の11歳の少女が、何と約1,500㎞も離れたフロリダ州に住む少年に会うためにタクシーで移動中、警察に保護された(日本版編集者注:日本でいえば、青森県青森市から山口県山口市までといった感じでしょうか。本州縦断に近い距離ですね)。

この少女は、祖母から1,300ドル(約15万4,000円)を盗み出した後にタクシーを呼び出して乗車。少女がいなくなったことに気付いた両親から通報を受けた警察は、少女の携帯電話の通話記録を調べて、フロリダに住む16歳の少年とタクシー会社を割り出した。少女は、フロリダ州の手前にあるジョージア州で無事に身柄を確保されたという。

AP通信によると、少女と少年の出会いは今から2年前とのこと。警察は少女を乗せたタクシー運転手に対して刑事告発は行っておらず、タクシー会社の広報担当者は「少女が厚化粧をしていたため、ずっと年上に見えた」という運転手の証言を伝えている。そして、少女が会いに行こうとしていた少年は、少女の家出計画についてはまったく知らなかったと主張しているため、当局はこの少年についても告発はしない意向だ。

少女の祖母も孫娘が金を盗んだことに対して告訴はしないということで、少女が事件の責任を問われることはない。だが、少女の父親はカンカンで、彼女から携帯電話と化粧品を取り上げたとのことだ。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【関連記事】