朝に飲む1杯のコーヒーはとても健康に良いと言われたことがあった。一方で、健康上の大きなリスクがあると言われることもあった。食に関する知識が豊富な消費者であっても、次々と新しい研究結果が発表され、著名人が喧伝したら簡単に惑わされるものである。
食品市場が混乱に陥ると、黒か白かの境界はあいまいになり、より一層グレーになる。パッケージに「有機」「自然」「低○○」などの言葉を載せ、意図的に栄養価の高い製品であるかのような印象を与えている。実際にはそれらの言葉が持つ正式な定義はほとんどない。
「栄養面からすると、極めて誤った情報がそこにある」と、Appetite for Healthのジュリー・アプトン (MS、RD、CSSD) は言う。「そして食品業者はよく『ハロー効果』を利用した宣伝文句を商品のパッケージに並べ立てる。何を食べれば本当に健康に良いのかと、消費者が混乱するのも無理はない」
※ハロー効果 ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。光背効果、後光効果とも呼ぶ。
混乱をいくつか解消するために、我々は栄養学の専門家に健康的な食品にまつわる「誤解を招く表現」を尋ねた。そのワースト8は以下の通りである。
デトックス
Flickr:Robert Gourley
「健康に良い」食品と「健康に悪い」食品
Flickr:Jim Larrison
クリーン・イーティング
Flickr:notyourstandard
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低炭水化物
Flickr:WordRidden
グルテンフリー
Flickr:USDAgov
「果物には過度の糖分が含まれている」
Flickr:srqpix
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「朝食は1日の食事の中でもっとも重要だ」
Flickr:Matthew Murdoch
「シンプルな食材を使用」
Flickr:JonWestra
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