ごみゼロ日記も折り返し地点。行動に変化が見られない同僚たちに、理由を聞いた。

【ごみゼロ日記:9日目】
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ゴールデンウィーク明けから、5月30日のゴールに向け始めたこのごみゼロ日記も、折り返し地点までやってきた。

今日はこの約2週間を振り返り、周りにも意見を聞いてみたい。


私の進歩は...

マイボトルとマイ箸はだいぶ定着してきた。

 でも、気づいたら紙エプロンを着けていたり。ぼぉっとして気づいたらストローがドリンクについて来たり。なかなか徹底はできない。

マイバッグのお陰でほとんどレジ袋は使ってないし、コンビニ食も膨大なプラスチックごみが出るので、最近はほぼ食べていない。

しかし、難点もある。PCと水の入ったボトル2本を持って通勤するのはさすがに重い。これは我慢するしかないのか。

そして、プラスチック製レジ袋は後でゴミ袋として使っていたが、もらわなくなってきたらだんだんストックがなくなってきた。これも買うしかないのか。

ただ、ブログを読んだ友達や家族が、「私もちょっと気をつけてみるね」などの嬉しい言葉や、各国のごみ事情や取り組みを教えてくれるなど、ポジティブな反応も増えてきて、どうにかモチベーションを保つことができている。

 

同僚の意識に変化なし なぜ?

しかし、肝心な職場では、ほぼ変化が見られない。

「今日の記事おもしろかったよ!」「いっぱい読まれてたね!」などのコメントは嬉しいが、実際のエコ意識や行動は進歩がない。2人ほどマイボトルを持参するようになったくらいだ。(ありがとう♡)

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オフィス内の様子。ほぼペーパーレスは素晴らしいが、ペットボトルが目立つ。
Yuko Funazaki

私が隣でこんなブログを書いているのに?!普通であれば、もうちょっと意識するものではなかろうか? これは予想外だった。

私がブログを始めたら、社内ではエコフィーバーで盛り上がり、皆がマイボトルを持参し始めると思っていたのだ。全く見当違いだった。

そこで、週1度の編集会議でみんなに意見を聞いた。

 

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「みんな、マイボトルってそんな難しいですか?」
Akiko Minato

「みんな〜。私、ごみゼロ日記書いてるけど、みんなに変化が見られなくてちょっと寂しいのです。行動に移すのはそんなに難しいですか?」

すると、社内からとても一般的な声が上がった。
「忙しすぎて意識がそこまでいかない」「ボトルや箸を持って帰って洗うの面倒くさい」「マイボトル持ってくるの重そう」「色々飲みたいし」「時間がない」...などなど

みんな普段は意識高い記事書いてるけど、意外と冷たいのね。

でも、それが現実。私だって、つい最近まではそうだったのだから。マイボトルは始めてしまえば簡単だと思うけど、みんながそれを同じように感じるわけではないのだろう。

ただ、何か変化を起こしたい。

私はこの会議で1つ提案したいことがあった...

弊社は嬉しいことに、ペットボトルの飲み物が大量に冷蔵庫にあり、好きに取って飲んで良いことになっている。とてもありがたいサービスだが、環境には優しくない。

そこで私は編集長に、ペットボトルの代わりに「ウォーターサーバーを置いて欲しい」と交渉した。

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「ウォーターサーバーが欲しい!」
Akiko Minato

すると、多様性を重んじる編集長は「ペットボトルのお茶を飲みたい人もいるから...」と言う。確かにそうだ。便利ですぐ飲めるし、おいしいし...。環境のためとはいえ、自己主張だけでは事は進まない。

「では、両方置くのはどうですか?」と提案。すると検討してくれるという。

私は早速、無料で1カ月お試しできるウォーターサーバーを見つけ、編集長に許可をとり、発注した。

オフィスに水があれば、マイボトルかカップを持ってくればいいだけ。これで少しはハードルが下がるだろう。

お試し期間中、社内にも良い変化が出てきますように!

 

◇◇◇

ハフポスト日本版で働く私は、5月30日(ごみゼロの日)に向けて、ゴミ削減生活を始めました。様々なチャレンジや失敗を皆さんと共有していきます。皆さんも是非この機会に「ごみゼロ」への旅をご一緒しませんか?

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