さぁ、今日から行動開始。
オフィスに到着した私は、早速マイボトルを2本取り出しデスクに置いた。水とコーヒーの二刀流だ。
「令和が始まったらダイエット始めるー」とか言っていた同僚は、すでに挫折し隣の席でチョコを頬張っている。
私はそれを横目に「こうなってたまるか」と密かに心で誓った。
あっという間にランチタイム。いつもならこの時間帯には、紙コップでコーヒー1杯と冷蔵庫の無料ペットボトルを消費していた。順調な滑り出しだ。
「外食ならゴミ出ないよね」と同僚とオフィスを出て、そば店に入店。
...この後すでに第一関門が待ち構えているとは、この時知る由もなかった。
注文した温かい「かき揚げそば」が出てきた時、その「敵」は現れた。
その名は、「割り箸」
なぜレンゲは使い捨てじゃないのに箸は割り箸なんだ?!
罪悪感を背負いながら、そばをすする。
そして食べながら汁をこぼした私に、早くも次の難関がやってきた。
「おしぼりがない...」
用意の悪い私は、ハンカチを常に持ち歩いているような女性ではない。こぼした汁を拭こうと思ったが、テーブルにあったのは紙ナプキンだけだった。
私はグッと我慢して、こぼした汁で洋服を汚さないようそばを完食した。
「常にマイ箸とハンカチを持ち歩くべし」
明日への教訓を得た、初日のランチタイムとなった。
◇◇◇
ハフポスト日本版で働く私は、5月30日(ごみゼロの日)に向けて、ゴミ削減生活を始めました。様々なチャレンジや失敗を皆さんと共有していきます。皆さんも是非この機会に「ごみゼロ」への旅をご一緒しませんか?