米の自動車保険サイト『CarInsurance.com』が、2000人のドライバーを対象に行った自動運転車に関するアンケート調査結果をご紹介しよう。
興味深いのは、アンケート回答者の20パーセントが、「自動運転車が発売されたら、自分では車の運転をしない」と答えたことだろう。自動運転車は、人間(特に、注意力が散漫な人、攻撃性がある人、飲酒をした人)の運転より安全と言われているため、自動運転車が市場に出るようになれば自動車保険の保険料が低く設定される可能性がある。回答者の約3分の1は「保険料が80パーセント減額されるなら、自動運転車を買ってもいい」と答えており、回答者の90パーセントは「保険料が減額されるなら自動運転車の購入を検討する」としている。
さらに、「自動運転車の開発元として信頼できる会社は?」との質問に対しては、回答者の半数強が「自動車メーカー」と答えている(通信会社やソフトウェア会社などと比べて)。しかし、多くの回答者は、自動運転車に不安を感じているようだ。それは、回答者の75パーセントが、「自分の方がコンピューターよりうまく運転できる」および「自分の子どもを学校に送る際には、自動運転車は使わない」と答えていることからもわかる。また回答者の64パーセントは、「コンピューターには人間のような意思決定ができない」と答えている。
自動運転車の中での過ごし方については、「友人とメールや会話を楽しむ」「風景を楽しむ」など様々な回答が寄せられたようだが、皆さんは自動運転車についてどう思うだろうか?アンケート結果の詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。
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(こちらは2013年11月13日のAutoblogの記事「【投票つき】自動運転車が発売されたら、運転は車に任せるという人は5人に1人」を転載したものです)