2001年のアメリカ同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービル(WTC)の跡地に、高層ビル「4WTC」開業した。11月13日の開業式典には、ブルームバーグ市長らが出席し、新たなニューヨークのシンボルの完成を祝った。4WTCは、日本人建築家の槇文彦氏(85)が設計している。時事ドットコムなどが報じた。
2001年の米同時テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル(WTC)の跡地「グラウンド・ゼロ」で建設が進められてきた高層ビルのうち、日本人建築家、槇文彦氏(85)が設計した「4WTC」が13日、開業した。
(時事ドットコム「テロ跡地の高層ビル初開業=日本人設計の「4WTC」-NY」より 2013/11/14 08:05)
槇文彦氏は、世界的に活躍する建築家で、日本では、東京体育館や幕張メッセ、ヒルサイドテラス、テレビ朝日の社屋などの設計を手がけている。
槇さんは「歴史的な日であり、建築家として幸せ」と語った。
(朝日新聞デジタル「グラウンド・ゼロにビル完成 建築家の槇文彦さん設計」より 2013/11/14 11:21)
4WTCは、高さ約300メートルのビル。テロ事件の跡地をいつでも眺められるようにガラス張りのデザインにしたのが特徴だという。
4WTCは72階建てのガラス張りのオフィスビルで、高さは約298メートル。一般公開されている追悼公園に面しており、今後、地元港湾局などが入居する予定。
(時事ドットコム「テロ跡地の高層ビル初開業=日本人設計の「4WTC」-NY」より 2013/11/14 11:21)
新しいビルには、日本製の素材も使われ、玄関には日本人の作品も展示されているようだ。
ビルには、玄関部分に日本人彫刻家の西野康造さんの作品が設置されているほか、エレベーターや手すりなどに日本製のステンレスが使われていて、日本と関係の深いビルとなっています。
(NHKニュース「NYテロ跡地に日本人設計の高層ビル完成」より 2013/11/14 05:53)
※グラウンド・ゼロに建築家・槇文彦氏が設計した4WTCが開業しました。行ってみたいと思いますか? ご意見をお聞かせください。
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