都会から農村にやってきた若い教師。一目見て彼に恋した少女は、想いを伝えようと腕を振るい、素朴な田舎料理の数々に恋心を込めます。しかし二人は離れ離れに・・・。
『初恋のきた道』(チャン・イーモウ監督)、見ている方が恥ずかしくなるくらいピュアで一途な号泣ムービーです。
ツインテールを揺らしながら、きのこがたっぷり入った水餃子を運ぶ天使過ぎた頃のチャン・ツィイー。何があってもあきらめない少女の姿が思い出されて、今でも湯気を立てる餃子を見ると、ふと幸せな気分になります。
ところで、7月7日の月曜日は七夕。ふだんは離れて暮らす織姫と彦星も、この日はきっとおいしいものを囲んで仲睦まじく過ごしているはず。そこで今回は、七夕に作りたい、作られたいレシピ4選です。
●朝ごはんにも!七夕そうめん
七夕にそうめんを食べる、という習慣。これ、そもそもは奈良時代に中国から伝わった索餅(さくべい:小麦粉と米の粉を練って、縄のように細長くねじった揚げ菓子)を食べたことに由来するともいわれています。
具をちょこっと星形にカットすれば、それだけで七夕バージョン。つけだれもこの日だけは自分で作れば、いつものシンプルなそうめんも素敵な一皿に♪
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●玉子焼き用のフライパン1つで、簡単天の川のお弁当
今年の七夕は平日、それも週の始まりの月曜日。せめてランチタイムくらいは楽しく始めたい♪そこで、錦糸卵と大葉でご飯の上に小さな天の川を描けば、見事な"天の川弁当"の完成!玉子焼き用の小さなフライパン1つで、時間もかけず洗い物も増やさず、かわいいお弁当がさっと作れちゃいます。
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●星いっぱいの、厚揚げで酢豚風
そうか、星の形さえ顔をのぞかせてくれれば、どんなメニューだってあっという間に七夕仕様になるんですね。しかも、お肉のかわりに厚揚げを使えば酢豚もぐんとヘルシーに。星形の野菜はお子さんにお手伝いしてもって、一緒にカットすると楽しそう!
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●愛を受けてキラキラ光る、七夕ゼリー
ブルーハワイのかき氷シロップを使った、爽やかな二層の簡単ゼリーをデザートに。ゼラチンはふるふる、ひんやり、キラキラな夏のスイーツづくりの万能選手です。ひとつ買っておくとたいへん便利!
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さて、最後に映画のお話に戻りまして、やっぱり気になるのは「少女は思い人のハートと胃袋をつかむことができたのか?」。もちろんネタバレはしませんので、そこはご自身で確認してみてください。七夕の夜、心を込めたお料理をつまみながら見るのにぴったりですよ、きっと。
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