3Dプリンターといえば、フィギュアから義足まで、ありとあらゆる造形物を手軽に作成できるのが特徴だが、複雑にパーツが絡み合った物は難しいとみられてきた。しかし、スウェーデンの大学教授オラフ・ディーゲルさんは、楽器のアルトサックスを3Dプリンターで作ることに成功。演奏動画をYouTubeにアップしている。
解説では「私はサックスの演奏者ではない」としながらも、ちゃんと演奏している。音程がずれていたり空気漏れがあるが、次回作では完璧になるという。ネジやバネをのぞくと41個のパーツでできており、通常のアルトサックスの4分の1程度の575グラムと軽量。重い金属製の楽器が3Dプリンター製に代替わりする日が、いつかやってくるのだろうか。
【※訂正】サックスのことを「金管楽器」とした箇所がありましたが、正確には木管楽器です。「金属製の楽器」と訂正いたしました。(2014/08/19)
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