アメリカの「危険な車ランキング」。消費者の安全への意識と売上は別?

米オンラインメディア『24/7 Wall Street』が危険な車ランキングを発表した。『24/7 Wall Street』によると、対象車種は米国保険業界の非営利団体であるIIHS(道路安全保険協会)が行っている衝突安全テストでMARGINAL(可)、POOR(不可)の総合評価を受けた車。
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米オンラインメディア『24/7 Wall Street』が危険な車ランキングを発表した。

『24/7 Wall Street』によると、対象車種は米国保険業界の非営利団体であるIIHS(道路安全保険協会)が行っている衝突安全テストでMARGINAL(可)、POOR(不可)の総合評価を受けた車。IIHSでは「前面衝突」「側面衝突」「後面衝突」「横転」の4つのテストを行い、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価を下している。この総合評価に、米消費者団体専門誌『コンシューマー・リポート』、米国NHTSA(高速道路交通安全局)、米市場調査会社J.D.Powerの3団体の評価を加味して決定したという。

そして今回、不名誉な「最も危険な車」に選ばれたのは大型ピックアップの「ダッジ・ラム」。以下7位までランキングされているが、いずれの車も特に側面もしくは後方の衝突に弱く、横転テストではクライスラーの「ジープ・ラングラー」を除いて、評価が極めて低かったという。

ちなみに、消費者の安全に対する意識と車の売上は別のようで、いずれの車も昨年より売上が伸びている。