6月は「プライド月間」。ニューヨーク・マンハッタンで1969年6月に起きた「ストーンウォールの反乱」に敬意を表して制定された月間だ。
1969年6月28日、マンハッタンのグリニッチ・ヴィレッジにあったゲイバー「ストーンウォール・イン」を取り締まろうとした警察に、ゲイ当事者や活動家が反発。それまで差別や弾圧に苦しめられていたセクシュアル・マイノリティの人たちと警察との間で、その後5日間にわたる暴動へと拡大した。
このストーンウォールの反乱が、その後LGBTの権利を求める世界的な運動のきっかけとなったといわれる。
それから約半世紀。ストーンウォールの反乱が起きた1969年に比べると、セクシュアル・マイノリティの権利を巡る環境は改善してきた。同性結婚を合法化した国も20カ国を超える。
アジアでも、台湾で5月に「同性婚を認めないのは違憲」という判断が下り、アジア初の同性婚を認める憲法の誕生に大きく近づいた。
結婚は、性的指向に関係なく全ての人が享受すべき権利。プライド月間を祝い、同性婚のウェディング写真を33枚集めた。
喜び、情熱、興奮。写真から愛する人と結婚した2人の、あふれる感情が伝わってくる。
ハフポストUS版に掲載された記事に加筆しました。