上半期の牡牛座さんは、置かれた環境のなかで、自分の”ポジション”や“居場所”を確立するために奮闘してきたはず。リーダーや周りをケアしなければならない立場にいることも多く、自分のやりたいことをグッとこらえて、人のことを優先する場面が多かったかもしれません。世の中には「どうせ他人事だし」と割り切って適当にこなす人も多いですが、あなたは決して手を抜きません。とはいえ、正直「自分って損な役回りだな」って感じてしまうこともあったかもしれませんね。でも、人生はギブアンドテイク。人のために尽くしたことは、いつか必ずあなたのもとに返ってきますから。お疲れさまでした。

下半期は、肩に背負っていた重たい荷物を少しずつ下ろすことができそうな星回りです。自分のための時間も増えてきそうですが、僕からひとつお願いしたいことがあります。

それは「マイルール」の見直し。

職人気質なところがある牡牛座さんは、自分では意識せずとも、人生や仕事への向き合い方に確固たるルールを持っているという人が多いと思うのです。あなたは、目の前のこと一つ一つに、とても丁寧に向き合ってきた人なんですね。ただ裏を返すと、少々「変化に打たれ弱い」という部分もあるかもしれません。

だからね、世の中の変化と自分のやり方をときどき意識的にすり合わせてあげてほしいんです。あなたが「●●であるべき」と思っていることは、もしかしたら少しアップデートされてもいいかもしれない。もちろん、「怖いぞ」「なんか疲れたな」と感じたら、あなたのペースで立ち止まって休んだり、引き返しても大丈夫。

少しずつでも自分の中に新しい風を取り込んであげたとき、「意外としっくりくるな」「何だか生きやすくなったかも」って思える瞬間がきっとあるはずです。

 《愛情運》あなたのペースでいいからね

パートナーを探している人には「焦らず、マイペースでいいからね」ってお伝えしたいです。というのも、理想の相手と出会いたいという思いが強いほど、「嫌われたらどうしよう」「こんなことを聞いたら迷惑かな」と気を遣い過ぎてしまったり、逆に相手の小さな欠点が気になってしまったりと、何かと疲れやすい時期だから。

それよりも、自分のシンプルな気持ちに丁寧に耳を傾けてあげたいとき。忙しい1日が終わって一息ついた夜「ちょっとLINEしたいな」って思える人はいませんか？恋人に求める「条件」は合わなくても、一緒にいると自然に笑顔でいられる相手はいませんでしたか？疲れたら「本当に恋愛したいんだっけ」って問いかけてみるのも大事かもしれません。大丈夫。その時が来れば、出会うべき人とはちゃんと出会えるから。あなたらしいペースで恋愛に向き合ってくださいね。

パートナーのいる人については、9月〜11月は2人の関係に変化が訪れやすい時期です。僕からのお願いは、仕事とか子育てとか「やんなきゃいけないこと」を全部忘れて、互いのことだけを大切にする時間を作ってみてほしいということ。年末に向けて忙しい時期だと思うので、毎朝の10分でも、月1回のデートでも、夜の30分の電話でも…。そんな地道な努力が、2人の信頼関係をグッと深めてくれそうです。この時期は、これまで誠実な愛を育んできた2人ならば、嬉しいサプライズも待っていそうな予感。

 《仕事運》「攻め」を積み重ねる

飛躍のチャンスがいろんなところに埋まっている時期。でも地面を掘ってみないと水は吹き出してこないように、あなた自身の「チャンスを掘り起こそう」とする攻めの姿勢がとても大事になってきます。

たとえば、指示待ちに徹したり、言われたことを無難にこなそうとしたりするのではなく、ひと手間かけて試行錯誤してみる。「こうしたらもっと効率がよくなるんじゃないか」「お客さんに喜んでもらうためにこんなことができるかも」という疑問やアイデアは、ダメ元でも声にしてみましょう。いつかやろうと思っていたまま手を付けられていなかった資格や免許、語学の勉強を始めるのもおすすめです。

すぐには成果につながらず「しんどいな」と思うときもあるかもしれませんが、あなたのファイトを陰で見てくれている人が必ずいるんですね。「ここぞ」というタイミングで大きなチャンスを与えてもらえそうです。

 《パワーメッセージ》あなたには無限の可能性があるから

あなたって、自分で思うより、ずっとずっと可能性に溢れた人なんですね。もちろん全てが満たされる人生はないかもしれない。でも、もしあなたが「満たされなさ」を感じながらも「どうせ自分の人生はこんなものだから」って可能性に蓋をしているのならば、「それは違うよ」って僕は言いたい。世界はもっと広いし、今あなたが知っている自分はほんの一部に過ぎないのだから。そんなに自分の価値やポテンシャルを見くびってはいけない。

もっと世界と自分を冒険しましょう。まずは身近なところから。新しい人の輪、初めての髪型、食わず嫌いだった料理。小さくても発見を積み重ねていくことが、あなたの自信になり、糧になっていきます。