2021年の上半期は、職場や家庭、友人とのコミュニティなど、あなたにとっての「居場所」で変化が起きやすい時期でした。落ち着かない日々もあったかと思いますが、あなたは「いま自分のすべきことは何だろう」と模索しながら、周りの人のために奮闘してきたはず。もしかしたら「雨降って地固まる」とはいかなかったかもしれない。でも、あなたの頼りがいのある背中を、みんなちゃんと見ていました。本当にお疲れさまでした。

さて、そんなバタバタした上半期を過ごす一方で、あなたは自分の気持ちとか考えを着々と整理してきたのだと思うのです。そして「もう十分やってきたから、あとは好きにしていいでしょ！」という感じで、ポジティブな意味で、現状に見切りをつけた人も多いはず。そう、あなたはそろそろ次のステージのために旅立って良い時期ですね。

「もし失敗したら…」という気持ちもあるでしょうが、心配は無用。いまの蠍座さんには前向きなエネルギーが渦巻いています。一歩踏み出せば、風に乗った気球のようにグーンと思った方向に飛んでいけそうです。

そして、この時期の蠍座さんは「サポーター」に恵まれる星回り。壁に直面しても、手を差し伸べて、正しい方向に導いてくれる人が現れそうです。とはいえ、あなたは「人に気遣いや迷惑をかけたくない」という気持ちが強くて、何事も自分で解決しようとしがちかちな性分。でもね、たまには人にお世話になってみてもいいじゃないですか。あなたはこれまで十分すぎるくらい、人のために身を粉にしてきました。

自分が計画していることや目標を、普段から人に伝えておくのも大事。ここぞというタイミングで、人づてに嬉しいチャンスが舞い込んできそうです。

《愛情運》“今のあなた”の恋愛を楽しんで

恋人を探している人は、上半期の落ち着いたムードから一変して、次から次へと恋のチャンスが舞い込んできます。特に、思いもよらなかったお相手と縁がありそうな時期で、「まさか自分がこんな人を好きになるなんて…」と戸惑うこともあるかもしれません。でもね、環境や価値観の変化とともに波長が合う友人が変わっていくように、今のあなたが愛する相手は、5年前のあなたにとっては、想い人にならなかったかもしれない。「過去の理想」にとらわれ過ぎず、今の自分らしい恋愛を楽しんでください。

パートナーがいる人は、2人の関係に転機が訪れるかもしれません。これまで様々な困難を乗り越えてきた2人は結婚などの節目を迎えるかもしれませんし、違う道を歩むことを決める2人もいるでしょう。どんな選択もしても、何かを捨てて、何かを得ることに変わりありません。でもね、あなたには、「何を捨てるか」ではなく「何を得たいか」という気持ちを大切にして道を選んでいってほしいのです。そうすれば、たとえどんな困難が待っていても、力強く立ち向かっていけるはずから。

《仕事運》少しだけ「自分ファースト」になる

仕事では、あなたのペースやスタイルを整えることを最優先にしましょう。

責任感が強い上に、周囲に細やかな気遣いができる蠍座さん。「仕事のデキるいい先輩」というイメージの人が多いのではないでしょうか。ただその分、同僚の失敗の尻拭いをしていたら、肝心な自分の仕事がままならなくて、結局休日も仕事をしていたなんてことも…。「貧乏くじ」を引いたような気持ちになることも少なくないのでは？

だからこそ、この下半期は少し「自分ファースト」を心がけてみてください。たとえば「1日のうち2時間だけは誰にも邪魔されずに作業に集中する時間を作る」とか「厄介な仕事を何でもかんでも引き受けるのをやめる」とか、マイルールを決めてみては。オン・オフの区別をしっかり付けるのも大切ですね。あなたが「最高のパフォーマンス」を出せる条件を探してみてください。

《パワーメッセージ》重い荷物は、降ろしていいんだよ

「最後までやり遂げなくちゃ」「最高の結果を残そう」と目標に向かって努力を惜しまない蠍座さん、すごくかっこいいです。でも、重たい荷物を背負いすぎて、身動きが取りにくくなってはいませんか。他人の評価や責任も、もちろん大切です。でも蠍座さんには、もっと身軽に生きてほしい。あなた自身が「ワクワクすること」「楽しいこと」にパワーを注いでいきましょう。リュックには本当に必要なものだけを詰めて。さあ、冒険に出かけましょう。

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