ASEANの貿易自由化や「ネクストチャイナ」の探求の流れから、変化を見せているアジア市場動向。そのなかで、アジアを対象とした人材採用はどのような動きを見せているのでしょうか。
今回は、コンサルタントに「アジア市場対象の求人募集」動向について伺いました。91%の方が「アジアを対象とした募集が増える」と回答した今回のアンケート。国・地域ごとに採用動向を詳しく伺っています。ぜひ、ご覧ください。
Q1 昨年に比べて、アジアを対象とした求人の募集はどのように変化されると見込まれますか?
Q2 Q1で「増加する」「どちらかというと増加する」と回答された方に伺います。
昨年に比べて2014年に求人募集が増えると見込まれるアジアの国・地域を、以下よりお選びください。
Q3 選んだ国・地域で求人募集が増加する理由を教えてください。
Q4 Q3で選んだ国・地域で募集が増えると予測される「職種」を以下よりお選びください。
Q5 Q3で選んだ国・地域で募集が増えると予測される「業種」を以下よりお選びください。
Q6 昨年に比べて2014年に求人募集が減ると見込まれるアジアの国・地域を、以下よりお選びください。
Q7 Q6で選んだ国・地域での募集が減ると思われる理由をお答えください。
Q8 採用企業は、どのような目的からアジアを対象とした人材の募集を増やす傾向にありますか?
Q9 2014年のアジアを対象とした求人動向について、あなたの見解を教えてください。
東アジアでは求人が減少し、東南アジアでの募集が増加する傾向が明確に見えるアンケート結果となりました。
中国・韓国では市場の成熟による物価・人件費の上昇に加え、日中・日韓関係の悪化などの政治的リスクから、求人募集が減少するとの予想が多数を占めています。
中韓の代替市場として注目されているのは東南アジア。なかでも半数以上の方がベトナム、インドネシアでの求人募集が増えると回答。物価や人件費が安いことに加え、治安が比較的良いことから「ネクストチャイナ」のマーケットとしての期待を集めています。
タイの政情不安などもあり、まだまだ変化の要素が大きい市場ですが、アジアでの勤務を念頭に入れて転職を考えられている方は、ぜひ今回の調査結果をご参考にしていただければと思います。
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(「転職コンサルタントの本音」より転載)