コーヒーがもっと好きになる あまり知られていない11の事実

「コーヒーの香りで目が覚める」というのは本当だ。
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朝、コーヒーを一口飲む瞬間は至福の時だ。ラテ好きもブラック派も、コーヒーが美味しくて元気をくれる飲み物であることに異論はないはずだ。それにコーヒーほどいい香りがする飲み物は他に思いつかない。

コーヒーの話を始めると止まらなくなるが、コーヒーが美味しいなんてことは誰もが知っていることだろう。ここでは、多くの人が愛する飲み物、コーヒーのあまり知られていない11の事実を紹介しよう。

1. 世界中で毎年5000億杯以上のコーヒーが飲まれている

ラテ、カプチーノ、アメリカーノ......。毎年5000億杯以上飲まれるほどに、コーヒーは愛されている。ちなみにこのうち140億杯はエスプレッソだ。

2. コーヒーを飲む女性はうつ病のリスクが低い

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ハーバード公衆衛生大学院の研究チームの研究によれば、1日4杯以上コーヒーを飲む女性は、うつ病のリスクが飲まない人より20%低い。

ただし、カフェインレスのコーヒーではだめだ。同じ研究で、カフェインレスコーヒーや紅茶、ソフトドリンク、その他の低カフェイン飲料を飲む女性のうつ病リスクは低下しないこともわかっている

3. 「コーヒーの香りで目が覚める」というのは本当だ

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コーヒーの香りを嗅ぐだけで目が覚めることが、2008年のソウル大学校ソ・ハンソク氏による研究でわかっている。朝起きる前にコーヒーを淹れてくれる人がいれば、ベッドから出やすくなりそうだ。

4. コーヒーは勃起障害を改善する

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1日にコーヒー2〜3杯相当のカフェインを摂取する男性に朗報だ。ヒューストンにあるテキサス大学健康科学センターの研究によると、1日に85〜170mgのカフェインを摂取する男性は、EDになる確率が42%低い

5. 深煎りコーヒーは浅煎りコーヒーよりもカフェイン含有量が少ない

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濃い味わいと色に反して、深煎りコーヒーのカフェイン量は、実は浅煎りよりも少ない。アメリカの公共ラジオNPRによれば、豆を炒る過程でカフェインが燃焼するためだという。もちろん、深煎りコーヒーが好きなことには何の問題もないが、浅煎りよりもカフェインが少なめであることは覚えておこう。

6. 夏のコーヒーはあまり目が覚めないかも

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アイスコーヒーはもちろんおいしいし、夏はアイスで飲みたい気持ちもわかる。けれども水出しアイスコーヒーは(氷にホットコーヒーを注いだアイスコーヒーは別)、カフェイン含有量が少ない。Time誌によれば、スターバックスの水出しアイスコーヒーのカフェイン含有量は165mgで、同じサイズの深煎りコーヒーのカフェイン含有量は330mgだ。夏の朝、すっきり目覚めたいときは注文の前に淹れ方を確認しよう。

7. 朝のコーヒータイムは10時ごろがベスト

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体にストレスを与えたり、目覚めさせたりするホルモン「コルチゾール」の分泌は、朝8〜9時くらいにピークを迎える。コルチゾールはカフェインの効果を減少させるので、コーヒーのカフェインの効果を最大にしたいなら、10時まで待った方がいい。

科学の動画を配信するAsapScienceはこう説明する。「時間に関係なく、コルチゾールレベルは起きた直後に約50%増加します。科学的にいうと、朝起きて1時間経ってからコーヒーを飲めば、 体は準備万端です」

8. コーヒーはアルツハイマー病のリスクを下げる

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2014年のアルツハイマー・ヨーロッパ年次大会で発表された研究によれば、1日に3〜5杯のコーヒーを飲む人は、アルツハイマー病の発症リスクが20%低い。

「コーヒーのように世界中の人々に愛されている飲み物を適量飲み続けることが、アルツハイマー病にいいというのは嬉しい事実です」というアルツハイマー・ヨーロッパの副会長イヴァ・ホルメロワのコメントを健康情報サイトのMedical Dailyが伝えている。

さらに嬉しいことに、この効果があるのはアルツハイマーだけではない。他の研究により、同じ量のコーヒーを飲むことで心臓発作と2型糖尿病のリスクも下がることがわかっている

9. カフェは今後さらに増える

ビジネスインサイダーによれば、カフェは外食産業の中でもっとも急成長している分野で、年間成長率は7%に及ぶ。

10. フェアトレードコーヒーはあなたが思っているよりずっと普及している

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フェアトレードは、コーヒー輸入業者に生産者と直接取引を行うことを義務づけている。そしてフェアトレードは生産者の労働状況を改善し収入を増やす。つまりフェアトレードのコーヒーを選ぶことは、生産者を支援することになるのだ。幸いにもフェアトレードのコーヒーは、スターバックスなどの身近なチェーン店でも簡単に買える。

11. コーヒーでエクササイズの効率がアップする

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朝のランニング効果を高めたいならコーヒーを飲もう。ニューオリンズのオクスナー・エルムウッド・フィットネスセンターの公認スポーツ栄養士、モリー・キンボールはフィットネスマガジン「Shape」にこう語っている。「コーヒーに含まれるカフェインが体の持久力やスタミナを高め、長距離のランニングや自転車走が楽になることが研究から分かっています」

この11の事実を知った後では、コーヒーがますます美味しくなりそうだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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