新型コロナウイルスを克服した103歳の女性が飲みたかったのは――よく冷えたビールだった。
アメリカマサチューセッツ州に住む103歳のジェニー・ステイナさんは、一時危険な状態になりながらも新型コロナウイルスから回復した。
「祖母は闘志あふれる強い女性です」と孫のシェリー・ガンさんはコミュニティニュースのウィキッド・ローカルに語る。「彼女は諦めませんでした」
そしてステイナさんは、大好きなビール「バドライト」で回復を祝った。病気でしばらく飲めなかったバドライトをごくごくと美味しそうに飲んだステイナさん。「冷えてるね」とコメントした。
USAトゥデイによると、ステイナさんは約3週間前に介護施設で新型コロナウイルスに感染した。
治療を続けていたが症状が悪化したため、ガンさんたちは電話でお別れをしたという。
シェリーさんの夫アダム・ガンさんが、天国にいく準備はできているかとステイナさんに聞いたところ、「もちろん!」と答えたという。
しかし喜ばしいことに、その後ステイナさんの症状は回復。「この威勢のいいポーランド人のおばあちゃんは、新型コロナウイルスを打ち負かしたのです」とアダム・ガンさんはウィキッド・ローカルに話す。
ステイナさんの回復を喜んだのは、家族だけではない。
バドライトも「これこそ私たちが今必要としているニュースです。ジェニー、次のビールは私におごらせてください」とツイートしている。
ウィキッド・ローカルによると、ステイナさんには2人の子どもと3人の孫、4人のひ孫、3人の玄孫がいる。
ビンゴや読書、編み物が大好きで、ボストンレッドソックスはじめ、ボストンのスポーツチームの熱烈なファンだという。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。